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自己啓発の基本。達成できる目標設定のコツ。

投稿日:2018年5月21日 更新日:

もっと大きく成功したい。自分の能力を高めたい。もっと人間として成長したい。そうした要求に応えるのが自己啓発ですが、その最も基本となるのが目標設定です。

「人生が上手くいかないのは目標がなくてふらふらしているから。しっかり目標を定めればノルマを割り出し、それに向かって努力できるようになり、必ず達成できる」

自己啓発に興味があれば、たぶんそんな話を一万回くらい聞いたことがあると思います。しかしほとんどの場合、目標を決めたところで、生活は一ミリも変わりません。「やらなきゃいけないんだけど、めんどくさいなー」と寝っ転がってスマホで遊ぶだけです。むしろ「自分が決めたことも守れないなんて」とセルフイメージが低下します。「目標設定」の一言ですべてが片付くほど、物事は単純ではありません。

目標について考えるならば、目的とノルマも合わせて決めなくてはなりません。そもそも目標とはなんでしょう。「星をたどる」では、「一回きりの到達点」と定義しています。たとえば「医者になる」というのは目標です。医学部を卒業し、医師国家試験に合格して医者になったら、もう一度「医者になる」という目標を立てることはありません。

こうした目標だけを追いかけると、それを達成した時に、糸の切れた凧のようになってしまいます。大きな目標を見失って、何をすればいいかわからなくなるのです。だからこそ目標設定にはより大きな視点の「目的」が必要です。

目標が一度きりなのに対し、目的には終わりがありません。たとえば医者であれば「患者の命を救う」というのが目的です。医者になって早々誰かの命を救っても、「こないだ患者の命を救ったから、医者の仕事はもういいな」とはならないでしょう。目標はそうした目的に支えられているからこそ追いかけ続けられるようになります。

一流のスポーツ選手はこの目標と目的の狭間で思い悩みます。町で一番、区で一番、県で一番、地方で一番、日本で一番、アジアで一番、世界で一番と目標を追いかけるうちに、「自分はなぜここまで頑張るのだろう」という根本的な問いかけが湧き上がってきます。その時、彼らは競技から離れ、旅に出ます。その旅先でスポーツを通して子供達と触れ合い、「自分はこのスポーツが好きだったから、愛していたからだ」と自分の目的を思い出します。

一方、目標を達成するには毎日の努力、積み重ねが欠かせません。「医者になる」「スポーツで日本一」といった目標を、ただなんとなく生きているだけで達成できるとしたら、それは余程の天才か恵まれた環境のお陰でしょう。大多数はそうではないので、コツコツと学び続けるためにノルマを作らねばなりません。

「毎日一時間勉強する」というのは学生にも社会人にもありがちなノルマです。これは大抵破綻します。なぜなら勉強するというのは、極めて曖昧な言葉だからです。「目標は具体的に」とよく言われています。自己啓発では目標とノルマが混同されがちですが、これは「ノルマは具体的に」ということです。

では、一体どんな状態が具体的なのか。それは「ただ一つしかない状態」を意味します。勉強すると言っても英語、数学、国語と色々あります。英語にしても単語、文法、過去問など色々あります。単語にしてもどの単語集の何ページから何ページまで覚えるのかも色々あります。ノートにスペルを綴るのか、声に出して覚えるのか、チェックシートで穴埋めをするのか覚え方も色々あります。いつ、どこで、何を、 なぜ、どのようにの4W1Hが確定している時に物事は初めて具体性を帯びるのです。

あなたの目標は何でしょう。あなたはそのために毎日どんなことをノルマを設定していますか。また、どうしてあなたはどんな目的に基づいて、その目標を掲げたのでしょうか。このどうしては「お金が欲しいから」とか「良い暮らしがしたいから」といった、誰もがそう思っている理由ではモチベーションにはなりません。目的は「自分はこのスポーツを好きだから」「幼い頃、病気がちで医者に自分の命を救われたから」といった風に個人的です。

自己啓発をある程度修めると、相手の目標設定を読めば、それがうまくいくかどうか始める前から想像できるようになります。どれだけ自分と向き合って人生の目的を見出し、今この瞬間を大切に感じて目標を掲げ、その達成のために具体的なノルマを割り出したのか、全てがそこに表現されるからです。

「そんな複雑なことはとても自分にはできない」と考えないでください。目的、目標、ノルマは一つ一つ完璧にしていくような段階的なプロセスではありません。自己啓発の成長はジャンプ、跳躍です。「わからん、わからん」とぐるぐるしていたのが、ある日突然、頭一つ抜けた感覚が生まれ、一気にわかるようになります。目的、目標、ノルマは全部わかるか、全部わからないかのどちらかです。そしてわかってしまえば、あとはやるだけです。

一般的な自己啓発書はこの「あとはやるだけ」の状態しか説明していません。実際は自分の感性と社会での役割が一致するポイントを探し当てる探求になります。私たちが上手くいかないのは、「あれもいい、これもいい」と自分の道を決められずにいるからです。

本当に自分の求めていたものがわかるようになる、つまり自己啓発ができれば、人生の目的も一つ、現在の目標も一つ、今日のノルマも一つになります。それがモチベーションや集中力と呼ばれるものの正体です。これは科学でも客観でもありません、一人の人間の生き方、生き様です。

「目標は目的やノルマと関連し合あっている」という認識はその始まりです。「目標設定をすれば上手くいく」はわかりやすいかもしれませんが、それだけでは到達できません。ぜひ「自分の場合はどうだろう。自分は本当は何がしたいんだろう」と客観ではなく主観で考えてみて下さい。

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