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「認められたい」という承認欲求を満たすには? まず認めることを優先する

投稿日:2018年7月16日 更新日:

ツイッターやインスタグラムといったSNSが普及してから、「承認欲求」という言葉がよく使われるようになりました。ネット上には自分に注目を集めるために、過激なパフォーマンス動画や、ヌード画像をアップする人がいます。彼らのそうした行動の根底には「強い承認欲求」があるとされています。

しかし相談業をしていると、「誰かに認められたい」という悩みはよく伺います。彼らはSNSに過激な投稿などしたりしませんが、趣味や仕事を通して承認欲求が満たされるのを望んでいます。つまり、これは一部の人の問題ではない、ということです。

人間には「人と群れたい。その群れの中で一番になりたい」という欲求、群欲があります。私たちは生まれたての赤ん坊の頃には自分では何もできず、大人(主に母親)の注意を引いて、庇護してもらわなくてはなりません。また分別がつき大人になってからも、自分が幸せになるために社会や組織でそれなりのポジションを求めます。

学生時代の勉強や、プロスポーツならば結果が数字になりやすいので、そのまま一番を目指せば良く、話はとてもシンプルです。しかし、物事はランキングがつけられるとは限りません。その時、群欲は「人から認められたい」という承認欲求に変化します。しかし順位付けできないからこそ、この「承認」の定義は曖昧で、「どうしたら人から認められるのか」と悩む羽目に陥ります。

正直なところ、私は「誰かに認められたい」という承認欲求がほとんどありません。ですから、自分の承認欲求が満たされずに悩んだこともありません。しかし、そんな私だからこそ伝えられる方策が一つあります。「自分が認められる」ことではなく、「他者を認めること」を目指してみてください。

私は幼い頃から自分が認められるよりも、素晴らしいものや感動できるものを追いかけて生きてきました。小説や映画や音楽といった創作のセリフや、誰かと話していた時に相手がふと漏らした呟き。これまでの人生で、そういった瞬間に「それはいい話だ」と何度言ったかわかりません。

私の相談業は、そうした心に響いた言葉やエピソードを伝えるのが仕事です。するとそれが相手の心にも響いて、必要な閃きがその人自身の心から浮かんできます。お陰様で私の相談業は「人間じゃない」「神がかっている」「化け物だ」といった評価の言葉を頂いています。

もちろん私も褒められれば人並みに嬉しくもなります。しかし、褒められるのを目的にそうしてきたわけではありません。むしろ「素晴らしい」「感動した」と褒めるために生きてきたウェイトの方が大きいと思います。認められるには、まず認めることが必要です。

人間関係は鏡であり、必ず類は友を呼びます。奪う人間の周りには奪う人間が集まり、奪い合いが始まります。一方、与える人間の周りには与える人間が集まり、与え合うようになります。同じように認める人間には認める人間が集まり、認め合いが起こります。承認欲求はこのように満たすのが建設的です。

「認められたい」というのは受動的です。この場合もまた「認められたい」という人間が集まりますが、お互いに待ちの姿勢になってしまうので何も起こりません。これが受動的な態度よりも、能動的な態度が求められる理由でもあります。

「認められたい」と思ったら、普通は認めてもらうために積極的に自己PRをするのがセオリーです。もちろんそういったストレートなアプローチも必要です。しかし、それだけに偏ると最初に言ったようにどんどん過激な方向に走るようになります。最近のツイッターやYouTubeを見れば、その成れの果ては一目瞭然です。

一方、まず自分が認めることで、結果として相手の承認が起こる仕組みは自然で無理がありません。自分から離れて、物事に感動したり、誰かを評価したり、それを言葉にして伝えるのを試してみてください。するといつの間にか、自分も周囲に認められるようになります。自己啓発はいつもこの遠回りによって成立します。

-コミュニケーション, 自己啓発

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