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やる気が生まれるベリーイメージ鍛錬法。身体から始める自己啓発。

投稿日:2018年8月30日 更新日:

やる気は腹から生まれる

人間は頑張ろうとしても、なかなか頑張りきれるものではありません。昔、ニュースのスポーツコーナーを見ていたら、その日の取組を終えたある力士が「明日以降も気合いを入れていきたい」とインタビューに答えていました。しかし彼はそれ以降、昇進のかかった大事な場所で、成績を落としてしまいました。

気合いは入れようとして入るものではなく、ある時は勝手に入り、またある時は勝手に抜けてしまうものです。もちろんこれは相撲に限りません。オリンピックの直前の大会では同じ面子を相手に連戦連勝を重ねても、肝心のオリンピックで力を発揮できない選手はたくさんいます。気合いという不確かなものを、試合の瞬間に調整しなくてはならないのだから、スポーツというのはシビアな世界です。

とはいえ、気力はまったくコントロールできないわけではありません。確かに自分と同等かそれ以上の相手を打ち負かすような気力を求めれば大変ですが、普段の勉強、運動、仕事をやり抜くための、いわゆる「やる気」ならば誰でもできる持てるようになります。では、そのやる気はどこから生まれるのでしょうか。それは「腹」からです。

肉体と意識が結びつく身体性

自己啓発というと言葉や感情、つまり形のない「意識の問題」と定義されがちです。しかし人間は肉体と意識の二つに分割できるほど単純ではありません。その割り切れずに重なりあう部分が「腹」であり、「身体性」です。人間には「よし、やるぞ!」と決断したと同時に、間髪を置かずに動き出せる瞬間があります。その最も身近な例がトイレです。普通「トイレに行きたい」と思ったら、あれこれ考えることなくトイレに向かって立ち上がっています。何かをやり遂げるには、このような意図と行動に思考を挟まない感覚が必要です。

自己啓発のお手伝いとして対面相談をお受けしていると、色々な悩みを聞くことになります。患者の死、親の自殺、離婚問題、家庭問題、発達障害、仕事による神経症など、そうした話を打ち明けてもらうには、こちらも腹を割って話すしかありません。「どうしてそんなことができるのか?」と聞かれることもありますが、言葉の上では「自分がやると決めたことだから」としか答えられません。

しかし身体性に着目すると、そのメカニズムが見えてきます。打ち明けてもらう方法を「腹を割って」と表現したように、そういう時は腹から行動しています。これは私の感覚だけではなく、実際に相談相手から「足腰の強さに感服した」と表現されたこともあります。肉体でも意識でもない、その両方が結びついた身体性は単なる表現に留まらず、実際に腹から生まれます。

星を辿るオリジナル! ハラの鍛え方3種

星を辿るではこの腹の感覚を「ベリーイメージ」と呼んで、その養成を重視しています。ベリーイメージを養う方法は主に3つあります。ベリースクワット、ベリーブリージング、食事節制(フードコントロール)です。順に解説していきます。

<ベリースクワット>

  1. 両脚のかかと、つま先、膝をピタリとつけて直立する。
  2. 膝がつま先より前に出ないようにしゃがみこむ。
  3. 完全にしゃがみこんだら、再び立ち上がる。

※これを1セット5回から10回を目安に行う。
※1日に何セット行っても良い。
※ただし体を痛めない常識的な範囲で留める。

ベリースクワットは相撲の蹲踞や気功の馬歩に似ていますが、狙いも同じです。続けているうちに胆力が養われ、「ベリーイメージ」が何を意味しているのかが感覚的にわかってきます。

<ベリーブリージング>

  1. あぐらをかいて床に座る。
  2. へそを意識しながら呼吸する。

※これを1セット10分を目安に行う。
※朝晩の1日2回が目標。

ベリーブリージングは瞑想で重視される腹式呼吸です。数を数えたり、深い呼吸にこだわる必要はありません。もともと呼吸は意識を向けるだけで、ゆっくりになる仕組みになっています。コツは「腹で呼吸する」のではなく、「腹が呼吸する」感覚をつかむことです。

私たちは頭で考えること、ヘッドイメージが当たり前になってしまっています。しかし腹には腹の感覚があって、そこに乗ることこそが「やる気」です。呼吸や瞑想というと特別なものを求めてしまいがちですが、そうするとかえって何もつかめません。自分の頭ではなく自分の腹にどれだけ付き合うつもりがあるかが、トレーニングの意味になります。

<食事節制(フードコントロール)>

  • できるだけ一日二食にする
  • できるだけ砂糖を控える
  • できるだけ小麦を控える
  • できるだけ飲酒を控える

ベリーイメージは身体性に関するものですが、肉体も影響しています。消化のために胃腸を忙しくさせていると、その感覚をつかみにくくなってしまいます。とはいえいきなり食生活を一変させるのは、ストレスフルで無理があります。まずは「気をつける」くらいから始めましょう。

肉体と身体は異なります。ある程度の関連性はあるものの、身体を鍛えても肉体まで鍛えられるとは限らないし、肉体を鍛えても身体を鍛えられるとは限りません。実践される場合は、「これは肉体ではなく身体のトレーニングだ」と念頭に置きましょう。すると徐々に「できる人」と「できない人」の差が、この身体性にあることが実感できるようになります。

気力というと「ここ一番の手中力」と捉えがちですが、それが可能なのも普段から日々のやる気を養っているからです。どれも今日から始められることばかりなので、ぜひ実践してみてください。

-自己啓発, 身体

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