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もう迷わない!胆力を養う「ベリースクワット」とは?

投稿日:2018年8月5日 更新日:

ネットが普及して以降、私たちは自宅にいながら、いくらでも情報を集められるようになりました。それとともに「この一生で自分に何ができるのか?」という可能性も大きく広がっています。

以前であれば、有名になるといったらテレビに出るか、書籍を出すくらいしか手段がありませんでした。しかし今では内容さえ伴っていればブログやツイッター、インスタグラム、ユーチューブなど様々なスタイルで注目を集められます。そこから人気に火がついて、飛躍的に成功した例はいくらでも挙げられます。

そうした可能性が大きく広がる一方、ネットから次々に押し寄せる情報の波、そしてその情報を材料にして自分が夢想する可能性の海に溺れてしまうことも多くなりました。「あんなこといいな、できたらいいな」と夢想し、その夢に浸っているうちに、あっという間に一年が過ぎ、二年が過ぎてしまいます。

人は無知による失敗を恐れ、色々な情報を取り込もうとします。確かに物事の背景にある道理や仕組みを知らなければ夢の実現や、大業の成就はなせません。しかし「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉もあるように、無知ではなく多知もまた夢や大業の妨げとなります。

何をどう構想したところで、それを実現するのは他ならぬ自分自身です。のび太であれば、ドラえもんが便利な道具を貸してくれます。しかし、私たちは自分の身体を使って、一歩一歩進んでいくしかありません。このたくさんの可能性から、一つに絞り込むというプロセスができないばかりに、私たちは「あっちがいいのか、こっちがいいのか」と彷徨い続けてしまいます。

星を辿るでは、情報が作り出す「あれもいい、これもいい」という思考を「ヘッドイメージ」と呼んでいます。それは名前の通り、頭部の感覚が伴っています。「こうなりたい」というイメージを肘や太ももに感じる人はいません。

このヘッドイメージと対になるのが、腹部の感覚が伴う「ベリーイメージ」です。こちらは頭部だけでない身体性、いわゆる肌感や腹落ち感を伴っています。頭に浮かんだ様々な可能性から、自分の行動を一つに絞り込むのは本来こちらの役割です。つまりヘッドイメージから、ベリーイメージへの落とし込みが必要なのです。

しかし、私たちは情報過多によるヘッドイメージ偏重のせいで、ベリーイメージが錆びついてしまい、この仕組みに気づけなくなっています。可能性を頭で列挙して、同じその頭で選択しようとします。しかし、そんな選択はそよ風が吹くだけで飛んでしまいます。なぜなら選択後も情報は集まり続け、ヘッドイメージは生成され続けるからです。そこでまた比較検討、そして選択が始まります。

頭はもともと情報収集機関であり、意思決定機関ではありません。「これだ」と決めるのは腹です。だから決心や覚悟のことを、私たちは「腹が決まる」と表現します。また何が起きても動じない、腹が据わった人間を「胆力がある」と表現します。私たちはこうした感覚が分からなくなってしまっているのです。

この錆びついてしまったベリーイメージを回復するために「星を辿る」では、「胆力を養うベリースクワット」を推奨しています。

<胆力を養うベリースクワット>

  1. 両脚のかかと、つま先、膝をピタリとつけて直立する。
  2. 膝がつま先より前に出ないようにしゃがみこむ。
  3. 完全にしゃがみこんだら、再び立ち上がる。

※これを1セット5回から10回を目安に行う。
※1日に何セット行っても良い。
※ただし体を痛めない常識的な範囲で留める。

このベリースクワットは相撲の蹲踞や気功の馬歩に似ていますが、狙いも同じです。続けているうちに胆力が養われ、「ベリーイメージ」が何を意味しているのかが感覚的にわかってきます。ヘッドイメージの増大は「多さ、複雑さ」ですが、ベリーイメージの増大は「豊かさ、シンプルさ」というニュアンスになります。その豊かでシンプルな感覚が意思決定の根拠となります。

ベリースクワットで養われる胆力は、普通のスクワットで鍛える筋力とは異なります。筋力は肉体に基づき、胆力は身体に基づきます。胆力と筋力の違いは、身体と肉体の違いです。

筋骨隆々の大柄な男が見た目通りに大胆不敵なこともあれば、見た目に反していざという時には肝が小さいこともあります。反対に、小柄な男が常人には耐えられないような重圧を物ともせずに、英断を下すこともあります。いわゆる「小さな巨人」です。こうした現象をちぐはぐに感じるのは、そもそも私たちが筋力と胆力、肉体と身体、そして運動と行動を混同しているからです。

運命はちょっとやそっとのことでは変わりません。トンビがタカを生むのはごく稀で、九分九厘がカエルの子はカエルで終わります。「運命転換(フェイトシフト)」には、たくさんの苦難が待ち受けるからです。その苦難を乗り越えるには、頭がいいだけではまるで足りません。何が何でもやり抜く胆力、へこたれない身体性が必要です。

人間は逆説的です。普通はたくさん知れば知るほど、色々なことができるようになると考えます。しかし、現実はその逆です。頭でっかちになって、自分の知識と想像に呪縛され、身動きが取れなくなってしまいます。反対に「私はこれだ」と腹を決めて一つに絞ると、迷いがなくなりたくさんのことができるようになります。

多ければ多いほど「静的人生(スタティックライフ」に近づき、絞れば絞るほど「動的人生(ダイナミックライフ)」に近づく。あなたが望んでいるのは、そのどちらでしょう。生きているうちから石になることか、それとも鳥のように羽ばたき生を全うすることか。もし後者であるならば、ぜひベリースクワットを実践してみてください。頭だけでは知覚できない、新しい世界の枠組みが見えてきます。

-自己啓発, 身体

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