「迷惑をかけてはいけない」その罪悪感が変化や成長を妨げる

罪悪感

人に迷惑をかけてはいけない。私たちは幼い頃から、そう躾けられて育ちます。もちろん間違いではありませんが、どんな決まりにも例外は存在します。「迷惑かけていい」とまでは言えませんが、「迷惑をかけざるをえない時」も人生には訪れます。

自分のために転職を考えていても、職場の同僚に迷惑がかかると思ってしまったら、いつまで経ってもやめられません。「もう半年働いてくれないか」と頼まれて、渋々了承。結局、辞めるのに一年以上かかったなんて話もあります。

自分のために進学先を考えていても、両親や教師に迷惑がかかると思ってしまったら、本心とは異なる場所で三年や四年と短い時間を過ごさなくてはなりません。

自分のために離婚を考えていても、子供や向こうの親族に迷惑がかかると思ってしまったら、やはり二の足を踏んでしまいます。

罪悪感はブレーキです。「迷惑がかかるんじゃないか」「相手が悲しむんじゃないか」と考えて、自分を抑えるのは、普段であれば美徳かもしれません。しかし、それだけになってしまうと、自分を開いて発する「自己啓発」からは遠ざかってしまいます。

自分が変わろうとしている時は、普段は守るべき常識も踏み越えなくてはいけません。あなたが変わるならば、大なり小なり周りもまた変わらなければなりません。そして、多くの場合、周囲はそれを嫌がり、あなたを現状に留まらせようとします。

そんな時に利用されるのが、罪悪感です。相手の罪悪感を利用して、自分の思惑に縛りつけようとする人はどこにでもいます。別にその人が狡猾とか悪人という訳ではありません。私たちは無意識のうちにそういったコミュニケーションを図ることがあるのです。

もちろん「うるせえ」の一言で済む人もいるでしょう。しかし、優しい人ほど、この駆け引きに引きずられてしまいます。あなたはどうでしょう。自分を押さえつけて、また周りに押さえつけられていないでしょうか。

人間関係は鏡です。嫌だと思いつつ、それを受け入れてしまえば、その関係はずっと続きます。逆にあなたが心の中で踏ん切りをつければ、周囲も変わり始めます。それはあっけなく起こるかもしれませんし、渋々といった受け止め方かもしれません。しかし、どちらにせよ変わるのです。

「あの時、ああしていれば」という後悔は抱えやすい不幸の一つです。人間は変化を嫌がりますが、それは必ずやって来ます。この世に変わらないものなんてないからです。自分の人生について、変化のタイミングを察知しつつ、現状に留まるとどんどん息苦しくなっていきます。

「迷惑をかけてはいけない」は人間が作った社会のルールです。しかし「全ての物事は変わっていく」というのは、社会のルールを超えた世界の法則そのものです。変わるべきタイミングで変わることは、どんなことよりも優先されるのです。

あなたの変化や決断が、実際に周囲に迷惑をかけることもあるでしょう。「自分が波風を立てなければ、穏便に済むのだから」と気持ちが萎えてしまうかもしれません。でも、それが誰のためにもならないことを、私たちは知っているはずです。ですから、そんな時は迷惑と考えるのではなく、恩義を感じるようにしましょう。

「変わりたい」「変わらなきゃ」と思う時、そこには成長があります。変わらなければ見えない風景、同じ場所に留まり続けたら見えなかった風景が、そこにはあるのです。人はその風景を通して、ずっと多くの人に、ずっと多くのことで貢献できるようになります。そして、あなたが誰かに迷惑をかけたように、あなたも誰かの迷惑を許せるようになる。それを人は「大器」と呼びます。

成長した自分が恩返しできるのは、いま目の前にいる人ではないかもしれません。むしろその可能性は高いと考えた方が良いでしょう。変化には環境や人間関係も含まれるからです。自分と相手だけの関係に注目してしまうと、できることが狭まってしまいます。

誰かに受けた恩を、別の誰かに返す。この発想を受け入れると、最初の一歩を踏み出しやすくなります。また実際に優れたメンターは「私にではなく、これから会う人に恩返ししなさい」と初めからアドバイスします。

罪悪感からブレーキを踏み続けるのか、「この恩は何らかの形でいつか必ず」とアクセルを踏むのか。選択は二つに一つです。

 

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