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ブログやユーチューブの「ネタ不足」はコミュニティで解決する

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2つのビジネスタイプ

ビジネスには「コミュニティ型」と「チャンネル型」の2種類がある。コミュニティ型は「一対一のやりとり」があるビジネスだ。家庭教師やコンサルタント、カルチャースクールの講師などがこれに当てはまる。ネットの場合だと、一昔前ならスカイプコンサル、今ならオンラインサロンなどがあげられる。

一方、チャンネル型は、「一対多の発信」を行うビジネスだ。予備校講師や講演会、書籍の出版などがこれに当てはまる。ネットの場合だと、ブログやユーチューブ、インスタグラムなどがあげられる。

コミュニティ型とチャンネル型。この二つのタイプは完全に区別できるわけではない。たとえばYoutubeのライブ配信はリスナーのコメントを拾えばコミュニティ的になるし、拾わなければチャンネル的になる。

つまり、どちらとも言えないグレーゾーンがあるわけだが、それでもこの二つは分けて考えた方がよい。どちらか一方に偏ると、そのビジネスは大抵失敗するからだ。

ブロガーやユーチューバーがネタ不足で困るワケ

lukasbieri / Pixabay

「ネットで稼ごう」という思いつきで始めると十中八九、「ブログで集客」「ユーチューブで広告収入」といったチャンネル型のビジネスに偏る。しかし、こうした試みはほとんど長続きしない。すぐにコンテンツのネタ不足で悩むことになるからだ。

ブログにしろユーチューブにしろ、少し調べれば更新が止まったアカウントが星の数ほど出てくる。そうしたアカウントの運営者は別に続けたくなかったわけではないだろう。続けたくても続けられなかったのだ。

「チャンネル」はもともと水路という意味だが、たとえ水路があったとしても、水源から水が流れてこなければ意味がない。ブログやユーチューブもそれと同じで、コンテンツになるネタの仕入れ先が必要だ。ただなんとなくチャンネルだけを始めても、コンテンツを作り続けることはできない。

コンテンツはコミュニティから生まれる

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では、そうしたコンテンツのネタをどこで仕入れればよいのか。その仕入れ先になるのがコミュニティ型のビジネスだ。コンテンツのアイディアはコミュニケーションから生まれる。そして、そのコミュニケーションはコミュニティから生まれるのだ。

私は「人生を変えるマインドレコーディング」という書籍を出版した。これは自分が運営するオンラインサロン「星を辿る」のサロンメンバーとのやりとりをまとめたものだ。また、「日刊SPA!」というニュースサイトで2年以上毎週連載しているが、一度も休んだことがない。

私の提唱するマインドレコーディングの基本的なメッセージは、「思い出すこと」だ。人は自分では忘れしまっている想い出によって、時にはある方向へ突き動かされ、時にはある地点へ引き止められている。その想い出に気づかなければ、たとえお金や時間があったとしても自分らしく生きることができない。

私はこのことをサロンメンバーとのやりとりによって気づかせてもらった。そして、その内容をブログや書籍といった形で発信している。つまり、コミュニティを仕入れ先にして、チャンネルを運営しているということだ。この流れが作れると、ネタ不足で困ることはなくなる。

コミュニティを作ろう!

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ブログでもユーチューブでも少し続けて投稿すれば、誰かしらがファンになってくれる。まずはそのファンを大事にすることから始めよう。ファンを大事にしていれば相手との距離が近づき、「直接会って話をする」「オフ会を開く」といったコミュニティ的な展開が起きてくる。

私はもともとニコニコ動画で「佐々木のいつも忘年会」というチャンネルを運営していた。現在運営しているオンライサロン「星を辿る」はその時に集まってくれた、6人のメンバーから始まった。

このようにコミュニティといっても、初期段階では大人数は必要ない。むしろ少人数の方が深いやりとりができるかもしれない。まだ無名の存在である自分に魅力を感じて集まってくれたのだから、できる限りに大切にしよう。

一生に一度でいいから、「自分が彼らの人生を変えてみせる」と腹をくくってみてほしい。私は集まってくれた最初の6人に対してそうした。たった6人だが、その6人とのやりとりによって、私の人生も変わった。

悟りを開いた釈迦の弟子は最初5人だった。イエスキリストは100人以上いた弟子から特別に12人を選んだ。どちらも5と12という、自分の目が届く規模だ。最初はこうした小規模感を大事にしてほしい。あとでそれが大きな実を結ぶだろう。

人の心を知るから、知識や技術が生かせるようになる

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情報が重んじられ、情緒は軽んじられる。それが世の常だ。だからこそ一方的な発信を行うチャンネル型のビジネスに誰もが注目し、心ゆくまで語り合うようなコミュニケーション型のビジネスは面倒がられる。しかし、人の望むものは得てして、人の想像する方向とは反対にあるものだ。

もちろんコミュニティやコミュニケーションをまったく必要とせずに、チャンネル型のビジネスだけで成功する人間もいる。しかし、そういう人は学生時代からコミュニケーションを重視してきているのだ。学校を卒業していざ社会に出てみたら、秀才よりもお調子者の方が成功しているパターンは珍しくない。

部活で仲間と優勝を目指したり、生徒会で文化祭や体育祭を運営したりして、学生時代をまっとうに送れれば、ひょっとしたらコミュニティ型のビジネスはいらないのかもしれない。そして、自分がまっとうな学生だったかどうかは、自分の胸に聞けばわかる。

ちなみに私はまっとうな学生ではなかった。学生時代だけでなく二十代後半まで、知識や技術といった理屈に偏っていたので、ここ7年ほど人の心についてかなり学ばせられた。その結果、ようやくチャンネル型のビジネスができるようになった。

もしあなたが知識や技術をたくさん蓄積してきたにも関わらず、望んだ結果を得られないのでいるのなら、次はコミュニケーションを重視してみてほしい。今まで気づかなかった未開拓の領域があることに気づくだろう。そして、それによって蓄積してきた知識や技術を生かせるようになるはずだ。

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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佐々木誠

佐々木誠

作家。コンサルタント。自己啓発とビジネスを結びつける階層性マーケティングや、自分らしさを取り戻すマインドレコーディングを提唱。様々な業種にクライアントを持ち、現在はコーチング業の傍らオンラインサロンを主宰。日刊SPA!にて「魂が燃えるメモ」を連載中。『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)発売中。

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