なぜ自己啓発は役に立たないのか。本当にお金を稼げる人の特徴

役割

「自己啓発は役に立たない」という意見があります。それはどんなにたくさん本を読んでも、どんなに高額のセミナーに参加しても、自分の人生が一ミリも変わらなかったことに対する怨嗟です。数万円あるいは数十万円かけても変わらなかったら、恨み言の一つも言いたくなるのもわかります。

ただ本当に人生を変えようと思ったら、最低でももう二桁、つまり数百万円から数千万円はかけなくてはなりませんし、時間も十年単位で必要になってきます。もちろんこれは累積の費用です。一つのセミナーやコンサルでそんなにお金や時間がかかったら、それは大抵詐欺です。

私は中学生の頃からデール・カーネギーやナポレオン・ヒルを読んでいました。この二十年で二千万円くらいは費やしています。それだけの時間とお金を費やし、仲の良い友人とともに色々な体験を繰り返して、ある日ふと自分が見えるようになりました。

「私」や「自分」というのは何か一つで説明できるものではありません。感性、環境、観念、願望、欲望などが集まってできています。その各要素がどんな時にどんな風に働くのか、心を構造的に把握できた時、「自分のことがわかってきた」と思えるようになります。

すると自分のことだけでなく、相手のこともわかるようになります。なぜなら自分と他人は表裏一体の概念だからです。私はほとんどの何の人生経験もありませんが、相談業が成立する理由はここにあります。ただ、それでお金を稼げるようになるかというと、それでもまだ保証はできません。

「じゃあ何のために自己啓発をするの?」と思われるかもしれませんが、それは読んで字のごとく「自分を開いて発する」ためです。それは経済的な成功や地位や名誉とは関係がありません。だからもしそういったものを望むならば、自己啓発で培った見識をビジネスに積極的に応用しなければなりません。

自己啓発はもともと求道的です。「自分とは?」「生きるとは?」「世界とは?」といった問いかけを好み、知識を蓄え、仕組みを理解するのに夢中になって、お金を稼ぐことにあまり興味を持てません。仕事をしても「相手の幸せのため」と定義して、採算を度外視したりします。さらに「最低限必要な量だけ働いて、あとの時間は勉強に当てよう」と無意識に考えます。お金が欲しくないわけではありませんが、「稼ぐ」という意気込みに欠けているのです。

これに気づかないと、たくさんのことを知っていて、本質を見抜くことができ、良いアドバイスもできるのに、その人自身はいつまでもくすぶり続けます。経済的成功には問答無用で数をこなす期間が必要だからです。

「なんでこんなに色々勉強しているのにお金を稼げないのだろう」と悩む人は、お金を稼いでいる人間をなんとか探し出して実際に接してみましょう。稼げる人間と自分の違いがよくわかります。彼らは金銭に対してぎらつくような意志があります。

とはいえ、それに気づくだけではまだ足りません。そういった金銭欲求は生まれや育ちによるもので、今さら無い物ねだりをしても手に入らないからです。自己啓発的な人間は別の要素でもって、欲求の欠落を補わなければなりません。それが「奉献」の感覚です。

自己啓発によって自分を発見できると、今度は他者について考えるようになります。「これまで学んだ知識を活かして、人のためになりたい」という思いが自然に浮かんできます。そして、さらに今まで迷惑をかけてきた人の顔が浮かび、彼らに「自分の仕事を捧げたい」と感じるようになります。

海外小説では冒頭によく「我が妻に捧げる」といった言葉が載せられています。これはその人に作品を読んでほしいという意味ではありません。「あなたのお陰で自分はこの作品を作ることができました」という感謝の表明です。

人間は生まれてから死ぬまでずっと他人に迷惑をかけて生きていきます。自己啓発欲求に駆られた人間はなかなか芽が出ないので、それが他の人よりも顕著です。だから自己啓発に成功した時に、「ああ、自分はこれまでたくさんの人に迷惑と心配をかけてきた。だからこそ、これからは人のために生きるんだ。そして、そんな自分を見て安心してもらおう」と決意します。

良い商品やサービスを提供して対価をいただこうとするのは普通です。それ以上でもそれ以下でもありません。だからこそ「自分の仕事を捧げたい」という奉献の感覚が、稼げる人間に備わる金銭的欲求の代替になります。

ここまでくると経済的成功に必要な「数」をこなせるようになり、現実的にも精神的にも充実します。ただ、このレベルに到達するまでに大抵は挫折して、何もかも忘れて普通に働くようになります。それが「自己啓発は役に立たない」という怨嗟です。

だから自己啓発はかなりリスキーです。しかし、その選択は「自分とは何か?」「何が本当なのか?」「素晴らしいものは何か?」という真善美を求める痛切な希求によって支えられています。やめたいと思っても、気づいたらその道を追求してしまう自分がいて、なかなかやめられないでしょう。「こんなことを勉強して何になるんだ」「どうせ何も変わらない」と苦しみつつ、それでもなお学び続けることになると思います。

しかし、その苦しみにもいずれ終わりがやって来ます。自分を理解し、興味が他者に向かうようになる。「人のためになりたい」と仕事が始まり、その仕事を誰かに捧げたいと思うようになる。このメカニズムによって、いずれ自分と社会の歯車が噛み合うようになります。変化は偶然によって生じますが、進化は必然の過程を辿ります。

【人生を変えるきっかけに……オンラインサロン「星をたどる」】

「星をたどる」では自分らしく生きるためのコミュニティをご用意しています。

・メンバー限定交流SNS
・週1回のYouTubeライブ配信
・月2回のオフライン交流会

自己啓発には理解だけでなく、体験が重要です。誰かの体験に触れることで、「そういえば自分にも似たようなことがあった」と閃きが生まれ、その閃きが人生が変わるきっかけになります。私たちが必要としているのは、お互いがお互いのヒントになるような「溜まり場」です。

手取り足取り教えることはありませんが、その分だけ自由に自分のペースで学べます。そもそも自己啓発には時間がかかるものです。インスタントな解決を謳う手法はすべてまやかしだと、あなたは既にご存じだと思います。急がずゆっくり、しかし着実に進みたい人にオススメです。もちろん効果は折り紙付き。お陰様で「自分の考え方について見直す良いきっかけになり、全てが新鮮に感じました」「動画を見た次の日の朝、涙を流しながら目覚めました」といったお喜びの声を頂いております。

会費は月額制でやめたい時にいつでもやめられます。まずは一度、ご参加ください。もちろん、実際は「ここにしかない内容ばかりなのでやめられない、やめようと思わない」とメンバーに言っていただける価値をご提供しています。特にこのブログに書かれた内容に「そんなやり方、考え方があるのか」と興味をお持ちならば、きっとご満足いただけるでしょう。

詳細は下記販売ページをご覧下さい。コミュ二ティは参加者が増えれば増えるほど、シェアできる話題が増えて、イベントなどできることも増えていきます。一緒にお互いの人生を豊かにしていきませんか。あなたのご参加をお待ちしています。

オンラインサロン「星をたどる」

役割