思いやりは情熱が生む 私利私欲を越えるエネルギー

コーチング実例

どうすれば思いやりを持てるのか?

※コーチングに寄せられたご質問から、広く価値のあるものを公開しています。

Q:佐々木さんはこれまでに何度か「自分をなくす」というワードを使っていますが、もう少し補足して説明してほしいです。またビジネスや実生活で「自分をなくすこと」をどのように活かせばよいのでしょうか。

A:「自分をなくす」とは「自我意識を薄める」ということだと思います。

自我は自分の利益になることを善ととらえ、損失になることを悪ととらえます。いわゆる私利私欲ですが、この考えは弱肉強食や生存競争の世界では間違ってはいません。しかし、それ以外の世界、つまり人間社会だとかえって不利益をもたらします。なぜなら、人間は一人で生きているわけではないからです。

自分の利益を追求するあまりに、周りとギクシャクしてしまうことは珍しくありません。集団における個人、業界における会社など異なるスケールで起こっています。

物質には三態があります。固体、液体、気体です。そして熱量が大きい、エネルギーが高いほど固体から気体に変化します。人間のパーソナリティもこれと同じです。自分のことだけ考えるのがエネルギーが低い固体の状態で、相手や周囲のことも含めて考えるのがエネルギーの高い気体の状態です。

ですから、自分をなくすと言ってもこれは「自分を殺す」ということではありません。パーソナリティの中に「自分のためだけを考える状態」と「相手のためも含めて考える状態」があります。

また「あいつは自分のことしか考えない、困った奴だ」という評価を人に下すことがありますが、そのように相手を決めつけるのも乱暴です。問題点はその人の人格そのものではなく、その状態だからです。

先日、暴力団を抜けた人物のドキュメンタリーを見ました。暴力団は弱肉強食の世界です。そこでは自分の利益を追求することが正しいとされています。また、そうでなくては生き残れません。

しかし、彼は自分の子供が野球をしているのをたまたま見かけて変化します。子供を見かけた時、彼は声をかけられなかったそうです。「暴力団の自分が声をかけたら、子供が周りからどう思われるか?」と悩んだからです。

彼はこの体験をきっかけに暴力団を抜けます。自分の子供が周囲からどう思われるか。これは自我意識が薄まり、相手(子供)のことを考えています。エネルギーが高ければ、熱量が高ければ、自分だけでなく相手のことも考えられるようになります。

「相手のことを考えて」
「思いやりをもって」

こうしたお題目は小学生の頃から何度も聞かされています。そして誰もがそうありたいと願い、そうあろうと努めています。しかし、悲しいくらいにうまくいきません。それはなぜか? そのためのエネルギー、熱量が足りないからではないでしょうか。

「好きなことをやれ」
「やりたいことをやれ」
「それ以外は放っておけ」

自己啓発は常にこうしたメッセージを投げかけています。これは一見すると、自己満足的です。しかし、実は違います。好きなことに対する情熱は凄まじく、それはいずれ個人の器を超えてしまいます。「ああ、自分のためを追求しても駄目なんだ」と悟る時が訪れ、周囲のことも考えるようになります。

パーソナリティは状態ですから、常に変化しています。どんな大人物も誰かのために行動することもあれば、自分のために行動することもあります。いつも聖人君子であろうとすることは無理があり、自然ではありません。

今の自分はどんな状態かチェックすること。任意にエネルギーを集めて、自分の状態を変化させられること。自分のためのだけの固体の上たいから、相手のためも含む期待の状態になること。

これを意識すると、ビジネスや日常に変化してきます。

自己啓発の世界では、「目標設定」「人間関係」「時間管理」などが個別に語られています。それはそれで勉強になります。しかしこれらをエネルギー、つまり「自分の熱量の管理」という視点で統合すると、本当の意味で自己が開かれていく「自己啓発」が始まると思います。

 

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