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親の会社を辞めて、転職を決心した男性の心理

投稿日:2020年1月26日 更新日:

「私も人に笑顔や感動を与えられる人間になる」

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ある男性は親の会社を辞めて、別の会社に「共同経営者」という待遇で転職しました。以前の会社で携わっていたのが会計業務だったのに対して、転職先はあるパーティーゲームの普及を目的にしたエンタメ性の強い事業でした。

彼はそのパーティーゲームで参加者を楽しませるだけでなく、いずれは「テレビ番組にして、多くの視聴者を笑顔にしたい」と考えています。話を聞くだけだと絵に描いた餅のようですが、大手芸能プロダクションが最初からその会社に協力していて、その可能性は十分あるといいます。

行動の背景には、人物の影響があります。「これまでとまったく別の畑に飛び込もう」という彼の決心には、「w-inds」というダンスユニットの影響がありました。

彼は中学3年生の頃に、w-indsのライブを体験しました。そのライブは東京国際フォーラムで行われ、5000人のファンが集まっていました。たった3人の歌声とダンスを観るために5000人が集まり、彼らのトークに笑い、歌に涙する。その光景を目の当たりにした彼は、「私も人に笑顔や感動を与えられる人間になる」と思ったそうです。

転職を決心した男性の心理

qimono / Pixabay

誰かに心を揺さぶられた体験は、その人に強い影響を与え続けます。マインドレコーディングでは、この「誰かに心を揺さぶられた体験」を原風景と呼んで、重視しています。

原風景の影響は十年や二十年という長い時間を置いて現れることも珍しくありません。彼は「親のため」を思って、一度は親の会社に入りました。しかし、納得して選んだはずの生活に、どこか満たされずにいました。

そんな彼がマインドレコーディングを実践して思い出したのが、15年以上前に体験した「w-inds」のライブでした。その時の感動を思い出した彼は、「自分も笑顔や感動を与えたい」と再び考えるようになりました。

この考えが「転職」という結果になるには一年ほどかかりました。「人物の影響」を特定することで、行動は変わります。ただ、その結果を確認するには年単位の時間がかかります。

大切なのは「憧れの人」に少しでも近づくこと

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まだ転職したばかりの彼が、自分のビジョンを実現できるかどうかは未知数です。たとえ実現できるとしても、いろいろな失敗や挫折が待っているはずです。しかし、何かを実現しようとしたら、失敗や挫折は避けられません。

失敗や挫折といった苦境は避けようとするものではなく、乗り越えようとするものです。そして、苦境を乗り越えるには、「自分はこうする」という強い決心が必要です。

心は人でできています。だから「自分はこうする」という決心も、人を理由にして行うものです。それ以外のお金や名声や成績といった「成功の見込み」を理由にした決定は、決心ではありません。

何かを決心する際に大切なのは、「自分が憧れの人物に近づいているのかどうか」です。w-indsはいわゆる芸能人です。そして、彼は大手芸能プロダクションが協力している会社に転職しました。転職というステップによって、彼は前よりも芸能人に近づいています。

このようにマインドレコーディングは「人物の影響」を特定することで、人生をコントロールできるようにします。「こうすればうまくいく」という理屈をいくら勉強してもうまくいかずに疲れた人にうってつけの方法です。ぜひ試してみてください。

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佐々木誠

佐々木誠

作家。コンサルタント。「人物の影響」を特定して人生を変える「マインドレコーディング」を提唱。個人相談サービス『星を辿る』を運営し、心臓外科医、税理士、スポーツ振興の社団法人理事、小学校の教師など様々な業種にクライアントを持つ。日刊SPA!にて「魂が燃えるメモ」を連載。『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)発売中。

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