いつまで経っても願望実現できない苦しみ「写像障害」とは?

潜在意識, 美意識, 顕在意識

「星を辿る」では、人間が行う想像を「ヘッドイメージ」「ブレストイメージ」「ベリーイメージ」の3つに分けています。ヘッドイメージはいわゆる思考、私たちが普段「考える」と表現している内容です。しかし実際のところは「考えている」とは到底言えないような、視覚情報や聴覚情報を反映させて作り上げた単なるハリボテに過ぎません。

ところが情報社会では、有り余る情報のせいでこのヘッドイメージが膨れ上がり、そしてそれに溺れてしまいます。「ビットコインで億り人になっちゃいました!」と小娘がはしゃいでいる姿をテレビか何かで見かけて、「うぉー、俺も仮想通貨で億万長者だ!」と口座開設に走るのは馬鹿のすることですが、それがヘッドイメージ肥大の典型です。

「自分も」というからには、そこに再現性がなくてはなりません。では、どうすれば彼女のように億り人になれるのか。彼女がトレーダーとして優れていたのか、それともたまたま始めたタイミングが良く上昇トレンドに乗れたのか。どちらにせよ再現するのは簡単ではありません。優れたトレーダーになるには才能と努力のいずれかが必要になり、上昇トレンドは世間で話題になる頃には終局間際です。

頭に成功のイメージを思い浮かべるのは誰でもできます。問題はその成功に至る過程を想像できるかどうかです。ある日ふと「ラーメンが食べたい」と思ったとします。そのヘッドイメージを簡単に実現できるのは、そのために必要な行動がわかっているからです。自転車あるいは自動車を走らせてラーメン屋に向かう一連の過程を、私たちは小難しい思考ではなく、ただ単純に身体的に理解しています。この思考なき理解がベリーイメージです。「ラーメン」から「億り人」まで、実現するどうかはヘッドイメージではく、ベリーイメージ次第です。

ヘッドイメージからベリーイメージへの移行を、星を辿るでは「写像(マッピング)」と表現しています。同じラーメンでも「想像のラーメン」から「現実のラーメン」に写像できるか、同じ億万長者でも「想像の億万長者」から「現実の億万長者」に写像できるか。ラーメンは具体的なので簡単ですが、億万長者はスケールが大きく様々な要素が影響するので困難です。

この言行不一致の状態が「写像障害(マッピングディスオーダー)」です。私たちの苦しみの大半はこの写像障害が原因です。お金が欲しいけど、お金がない。どうすればお金を作れるんだろう。恋人が欲しいけど、恋人がいない。どうすれば恋人ができるんだろう。お客さんが欲しいけど、お客さんが来ない。どうすれば集客できるんだろう。志望校に合格したいけど、成績が上がらない。どうすればもっと勉強ができるようになるんだろう。すべてヘッドイメージからベリーイメージに移れずに悩みます。そこには「自分で決めたことなのにやる気が出ない」というモチベーションの問題も含まれます。

ヘッドイメージからベリーイメージへのマッピングには、まずブレストイメージを経由しなくてはなりません。ヘッドイメージが思考ならば、ブレストイメージは想いです。「お金が欲しい」「恋人が欲しい」といっても、そんなのは誰だって欲しいに決まっています。そして、「誰だってそうに決まってる」という程度では、仕事や恋愛といった人生レベルの物事には通用しません。「何が何でも自分はこれを通す」という想いが必要です。そして、その想いは必ず「そんなの誰だってそうに決まってるだろ」とつっこまれるような欲望とは真逆の、その人だけの個人的な願いになります。この想い、願いがモチベーションの一つになるのです。人間は欲望だけでは動けず、志が必要です。

本田圭佑は小学校の卒業文集で「ヘタレだけど頑張って世界一になる」「セリアAに入団する」「プーマと契約してスパイクやジャンパーを作る」「ワールドカップに出場して、ブラジルを2対1で破る」「兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れる」と綴っています。彼の言葉は小学生らしからぬ、個人性と具体性を帯びています。一体どれだけの大人が、これよりも具体的な願望を持っているでしょうか。本田圭佑のように願望が具体的にならないのは、個人的な想いであるブレストイメージにならないから、そして身体的なベリーイメージにならないからです。

もっとも彼のような一流のスポーツ選手は、私たち凡人のように「ヘッドイメージ」「ブレストイメージ」「ベリーイメージ」への写像といった手続きを踏まずに、ヘッドイメージがただそれだけで実現します。というのも彼らは最初からブレストイメージやベリーイメージが整っていて、ヘッドイメージの時点ですでにマッピングができているからです。人間はいかなる意味においても平等ではありません。優れた人間は最初から優れているというのが事実です。

だからこそ、スポーツは選ばれし者たちの世界なのです。彼らは3歳や5歳からそのスポーツを始めます。そして大抵の種目で全盛期が二十代後半、下手したら十代後半に訪れます。それでは自己啓発によって「写像障害」を解消している時間的余裕がありません。そのため生まれた時から「ヘッドイメージ」から「ブレストイメージ」そして「ベリーイメージ」までが綺麗に整い、どんな考えもスムースにマッピングできる必要があります。大谷翔平クラスの選手なら別に野球でなくてもサッカーでも、またビジネスでも成功したでしょう。スポーツに限らずビジネスにも、あれこれ試行錯誤しなくても最初から稼げるような化け物クラスがやはりいます。

ただスポーツと違って、ビジネスや恋愛はタイムリミットがありません。いくつになっても成功できるし、いくつになっても素敵な伴侶を見つけられます。そして、そこに自己啓発の余地があります。たとえ平等でなかったとしても、それがどんなスタート地点だったとしても、私たちはそこから探求を始めなくてはなりません。そして、その探求は最初から上手くいく成功者を反対側からなぞるように、ヘッドイメージ(思考)、ブレストイメージ(想い)、ベリーイメージ(行動)という段階を辿ります。

自分が願望や計画がうまくいかず「なぜ?なぜ?」と悩んだのなら、ヘッドイメージに偏った合理性ばかりに目を向けるのではなく、もっと自分自身と向き合ってみましょう。理解が進むにつれて「通りでこれまでの自分では上手くいかないわけだ」と得心が行き、最初から行動し実現できる願望を抱けるようになります。

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