星をたどる|新しい自己啓発のススメ

自分らしく生きるための自己啓発サイト

マインドレコーディング 自己啓発

自分にできることは、誰かに指摘されて初めて気づける

投稿日:2019年7月28日 更新日:

スーパーマン願望は人を迷わせる

vipstar000 / Pixabay

私たちには無意識のうちに「スーパーマン願望」を抱きがちです。「なんでもできる自分」を想像し、そして「なんでもできるようにならなければうまくいかない」と不必要に自分を追い込みます。

たとえば自分でビジネスを始めようとした時、「マーケティングだ、ブランディングだ、コピーライティングだ」と色々なものに手をつけると、結局どれも中途半端で終わってしまいがちです。

ビジネスに限らず、こうした失敗に身に覚えのある方は多いと思います。そして、その失敗の根底あるのが、「なんでもできる自分」を想像するスーパーマン願望です。

スーパーマン願望は皮肉なことに、その人から可能性を奪います。自分にできることから外れて、自分にできないことに時間と労力を費やすと、人は徐々に現実的にも精神的にも身動きが取れなくなるからです。大切なのは「自分にできること」を見つけて、それ以外には最小限に抑えることです。

人と接して、自分に気づく

Free-Photos / Pixabay

では、どうすれば「自分にできること」を見つけられるのか。それは誰かに指摘されることです。誰かに「得意なんだね」と指摘されて初めて、「これが自分の得意なことなのか」と気づくことができます。なぜなら、自分にできることは自分にとって当たり前であり、価値を感じることが難しいからです。

だからこそ、人と接することが人間には重要です。自分一人で考え込んでも、自分を知ることはできません。部屋で一人で考えるだけでは、思いつくのは頭がこねる理屈ばかりで、自分の心に辿り着くことはできません。

自分にできることは最初から決まっています。たとえば私の場合、それは「じっくり話し込むこと」でした。私は昔から友人と深夜までドライブしながら、じっくり話し込むことが好きでした。そして、それが今では相談業という自分の仕事になっています。

この相談業という仕事だけは、あれほどフラフラしていた私が、唯一長続きする仕事になりました。蓋を開けてみれば、それは何も特別なことではありませんでした。仕事にする前からずっと続けてきたことだから、それを仕事にしてもずっと続けられるというだけです。

自分らしさは当たり前にある

milivanily / Pixabay

私は「じっくり話し込むのが得意だ」と最初から気づいていたわけではありません。それどころかそのことに十年以上気づきませんでした。そして、その間はスーパーマン願望に囚われて「あれをやってみよう、これをやってみよう」とフラフラしているばかりで、自分の人生を変えることはできませんでした。

しかし、ある時、それを「お前は話しやすい」と友人に指摘され、また別の友人に「俺は他人の話にそこまで興味を持てない」と言われて、「じっくり話し込むことが自分にできることだ」と気づきました。そして、そう気づいた瞬間から人生が変わり始めました。ブログに徐々に人が集まるようになり、大手出版社のWEBサイトで連載を持つようになり、そしてついには書籍を出版することになりました。

私たちが求める「自分にできること」や「自分らしさ」は、当たり前にあります。しかし、なんでもできる自分や特別な自分を求めてしまうので、当たり前にあるはずの自分の輝きを見落としてしまいます。「幸せの青い鳥」は絵本の中だけの話ではありません。「自分にできることはなんだろう?」と悩む全ての人を象徴しているのです。

私たちは「自分にできることはなんだろう?」と考えた時、ついそれを職業として想像してしまいます。しかし、自分にできることが特定の職業に結び付けられるようになるのは、かなり終盤になってからです。職業で考えるのではなく、普段の人づきあいを通して、自分と向き合うことから始めましょう。

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
佐々木誠

佐々木誠

作家。コンサルタント。自己啓発とビジネスを結びつける階層性マーケティングや、自分らしさを取り戻すマインドレコーディングを提唱。様々な業種にクライアントを持ち、現在はコーチング業の傍らオンラインサロンを主宰。日刊SPA!にて「魂が燃えるメモ」を連載中。『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)発売中。

-マインドレコーディング, 自己啓発

Copyright© 星をたどる|新しい自己啓発のススメ , 2019 All Rights Reserved.