マインドレコーディング

「仲間のため」が仕事のモチベーションになる

「仲間のために何かしてあげたい!」

truthseeker08 / Pixabay

ある男性は自分が参加しているサークルのメンバーから、相談を持ちかけられました。相談の内容は「仕事を辞めるか考えているので、個人的に相談に乗って欲しい」という転職に関するものでした。

彼はその頼みを引き受け、実際に相手と会い、四時間にわたって話を聞きました。四時間という長丁場だったにも関わらず、「苦にならなかった」と言います。また、相談に乗った日の翌朝もLINEでやりとりをして、真剣に考えて回答したそうです。

「私に相談に来てくれているので、自分の仲間だと感じているのかなと思います。そうした『仲間のために何かをしてあげたい!』という強いモチベーションが自分にはあるように思えました。たぶんそれは、孤独に生きてきたことの裏返しなのだと思います」と話してくれました。

「同じ思いはもうしたくない」がモチベーションになる

whoismargot / Pixabay

行動の背景には、常に人物の影響があります。彼は明るく楽しく過ごす「団欒」とはかけ離れた家庭に生まれ育ちました。そんな彼だからこそ、「仲間のため」がモチベーションになるのです。

人物の影響にはいくつかの種類があります。誰かの言動が励みになることもあれば、呪縛になることもあります。その人が本来進むべき道から外れてしまう脇道になることもあれば、「同じにはなりたくない」という抵抗になることもあります。

マインドレコーディングはこうした「人物の影響」に気づくことで、人生を変える手法です。彼は「団欒のなかった自分の家族」の影響に気づくことで、「孤独に過ごすのはもうたくさんだ」という抵抗の形で行動するようになりました。

「思い出すこと」で人生は変わり始める

avi_acl / Pixabay

「仲間を大切にして過ごす」が信念になってから、彼は「実際に仲間を大切にできる機会が増えてきた」と言います。信念を持った当初、彼にとって仲間とは妻や子供、つまり自分の家庭が対象でした。しかし、それは職場やサークルといった、他のコミュニティにも少しずつ広がっていきました。

あまりの変化に戸惑いを感じる部分もあったそうです。しかし、それこそが「人生が変わりつつある証拠」でもあります。人とのつきあい方が変わり、つきあう人間も変わる。それが人生が変わるということです。

お金や名声はその先にある結果に過ぎません。そして、そうした結果を生み出す原因は「人」にあります。人を省いた理屈に走ると、モチベーションを不足で悩むことになります。

「いつ、誰に、影響を受けたのか?」を思い出すことから、人生は変わり始めます。マインドレコーディングはそのお手伝いです。ぜひ実践してみてください。

人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)

人はなぜ続けることができないのか?
続けるには信念が必要だ!

第1章試し読み(PDFファイル)はこちら

 
  • この記事を書いた人
  • 最新記事
佐々木誠

佐々木誠

作家。コンサルタント。「人物の影響」を特定して人生を変える「マインドレコーディング」を提唱。個人相談サービス『星を辿る』を運営し、心臓外科医、税理士、スポーツ振興の社団法人理事、小学校の教師など様々な業種にクライアントを持つ。日刊SPA!にて「魂が燃えるメモ」を連載。『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)発売中。

-マインドレコーディング

© 2020 星をたどる|新しい自己啓発のススメ