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頭や心がもやもやした時こそ成長のチャンス

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頭や心がもやもやするのなぜ?

先日、新潟のOさんと対面セッションをした時に「物の影響」の話になりました。Oさんは奥さんが赤ん坊を出産されたばかりで、夫婦で義理の両親の家にしばらくお世話になっていたそうです。

生まれたばかりの赤ん坊を夫婦二人で見るのは大変です。しばらく両親の助けを借りるのは、よくあることだと思います。しかしそうした生活が始まってから、Oさんはなぜか頭がぼうっとして、頭や心がもやもやするようになったそうです。そのせいで自分と向き合う時間も減り、職場でも「自分らしくない振る舞い」が増えてしまったと言います。

人間は常に周囲の環境を情報として取り込んでいます。その大半は無意識に行われており、意識できるのはごく一部に過ぎません。その一番身近な例が腕時計です。あなたが普段身に着けている腕時計の文字盤は「1、2、3」というアラビア数字でしょうか、それとも「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」というローマ数字でしょうか。時計が趣味でなければ、この質問に確認せず答えるのは困難です。「そもそも文字盤に数字がないタイプだった」なんてこともあります。

意識と無意識の働き

時刻を確認する時にアナログ時計の「長針と短針の角度」を見るのは意識ですが、その背景である文字盤のデザインを見るのは無意識です。このように人間は「意識」と「無意識」の両方で情報を処理しています。そして意識に上るのは気になることだけ、つまり普段と違うギャップだけです。だからこそ私たちは普段自分が住んでいで馴染みのある家や部屋に対して、あれこれ意識せずに暮らせています。

しかしOさんの「義理の両親の家での生活」はこれとは正反対です。目に入ってくる視覚情報も耳に入ってくる聴覚情報も慣れていないものばかりで、自分ではそこまで考えるつもりがなくても自然と意識せざるをえません。そして意識するものが多ければ多いほど、私たちは気力を消耗してしまいます。

私たちは視覚情報と聴覚情報によって思考を組み立てています。「考える」という感覚は、目と耳と口の中央に位置する鼻の奥あたりに生まれます。現代はネットによって情報が氾濫し、「頭の思考(ヘッドイメージ)」に偏っていますが、同じように慣れていない家で暮らせば、生活の細々とした部分で断片的な思考がたくさん生まれます。Oさんの「頭がぼうっとする、もやもやする」というのは、この情報過多による思考過多が原因です。

こうしたヘッドイメージの肥大化は自分の体感だけでなく、周囲の人間関係にも影響を及ぼします。自分の心に余裕がなければ、人を思いやることもできません。Oさんが職場で「自分らしくない振る舞い」をしてしまったと感じるのも、思考過多により自分らしさ、つまり自分の信念にアクセスする頻度が低下しているからです。

もやもやは成長のチャンス

こうしたメカニズムから、住まいに関しては「よく整理整頓された馴染みのある道具に囲まれているのが一番」ということになります。とはいえ義理の両親の家に住むことが「悪いこと」というわけではありません。人生がいつも一定とは限りません。むしろそういった変化があるからこそ、「自分らしさ」についてより認識を深める機会になるのです。

今回のOさんのケースに限らず、たとえば進学や就職で実家を出ることになれば、慣れない生活に最初は誰でも戸惑います。ただ一日を送るだけで、何もできないくらい疲労困憊する場合もあるでしょう。では、そうしたことを避けてずっと実家で暮らした方がいいかと言えば、それはまた別の話です。

Oさんはこの経験を通して「環境の重要性」について、また一つ学びを得ています。自分が望む人生をクリエイトできるようになるは、そうした学びが重ねるからです。ストレスがなければ成長もありません。自己啓発の糧になるのは書籍やセミナーではなく、自分の人生そのものです。

しかしあまりにストレスフルだと、成長云々の前に精神的に参ってしまいます。大切なのは、今回のような「もやもや」するといったコンディションの原因を、自分で把握していることです。原因がわかれば、自分で負荷をコントロールできるようになります。Oさんは空いた時間にカフェなどに出かけて自分の時間を持つことに決めていました。

自己啓発の機会は、人によりそれぞれパターンがあります。Oさんとは7月にも東京で対面セッションを行い、その時も「物や環境の影響」がテーマになりました。人間が影響を受ける対象は「物、人、場所」の三つに分けられますが、自分にとって何がテーマになりやすいのかを把握していると、無理なく成長できるようになります。

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