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自分のやりたいことは「過去を思い出すこと」で見つかる

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「自分がなりたいのは、やさしいお母さんだった」

StockSnap / Pixabay

私たちは自分のことをわかっているようで、実はあまりわかっていません。「自分は何がやりたいのだろう」と思い悩むことはその表れであり、そういう時は大抵、「本当に望んでいるのとは別のもの」を追いかけてしまっています。

あるお母さんは子供との関係がうまくいかず悩んでいました。さまざまな育児本を読んで、その内容を実践するのですが、それが裏目に出てばかりいました。そんなある日、彼女は子育て相談を仕事にしている私のクライアントに出会いました。

そのクライアントは彼女に「子供との関係」ではなく、「自分の母親との関係」について尋ねました。母親にされて嫌だったことや、母親といて楽しかったことを思い出していくにつれて、彼女は自分の気持ちにふと気づきました。それは「自分がなりたいのは、やさしいお母さんだった」という気持ちでした。

それと同時に、彼女は自分が「正しいお母さん」になろうとしていたことにも気づきました。「自分がなりたかったのは正しいお母さんじゃなくて、やさしいお母さんだったんだ」と理解した瞬間から、彼女は変わり始めました。どんなに勉強しても変わらなかったことが、自分の心を理解して変わることは珍しくありません。

正しさというのは、時に問題を引き起こします。正しさは不寛容を招き、人と人を分断するからです。にもかかわらず、私たちはそんな正しさをなかなか手放せません。正しさを追求しても誰も幸せにならないのに、それをやるのが人間です。

自分の未来は、自分の過去から見つかる

Alexas_Fotos / Pixabay

その状態から抜け出すのに必要なのが、「過去を思い出すこと」と、その時に浮かんでくる「自分の気持ち」です。「過去を思い出す」といっても、その過去は「十年前に高校生だった」といった単なる事実では意味がありません。それは「自分が心を揺さぶられた、誰かと一緒にいた時の思い出」という条件があります。

だからこそ、私のクライアントは子育てで悩むお母さんに、「子供との関係をどうすればいいか?」というこれからの話ではなく、「自分の母親とどういう関係だったか?」という過去の人間関係に目を向けてもらったのです。自分の未来は、忘れてしまっている自分の過去から見つかります。

私たちが自分のことをわかっているようでわかっていないのは、「自分は大切なことを覚えている」という思い違いをしているからです。「大切なことなら覚えていられる」というのはまったくの誤解であり、だからこそ「思い出す」というただそれだけのことが、人生を変えるきっかけになります。

色々なことを体験する中で、「一体、自分はなにがやりたいんだろう?」と悩んだら、自分について振り返るタイミングが来ています。お盆の帰省や母校の文化祭、旧友との同窓会などを利用して、昔の思い出みに浸ってみてください。未来のことばかり考えていた時には見えなかったものが見えてきます。

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人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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佐々木誠

佐々木誠

コンサルタント。自己啓発とビジネスを結びつける階層性マーケティングや、自分らしさを取り戻すマインドレコーディングを提唱。様々な業種にクライアントを持ち、現在はコーチング業の傍らオンラインサロンを主宰。日刊SPA!にて「魂が燃えるメモ」を連載中。『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)発売予定。

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