「夢や目標がない」のはなぜ? 心のブレーキをゆるめる大切さ

「本当の自分」の作り方

「夢や目標がないの」は心のブレーキが原因

「なにかやりたいことはないの? あなたの夢や目標は?」

誰かにそう聞かれて、戸惑ったことはありませんか。周りは「先生になる」「医者になる」といって学部や就職先を選んでいる。あるいは「漫画家になる」「ミュージシャンになる」といって、バイトをしながら頑張っている。

それなのに自分は「本当にやりたいこと」が見つからない。どんなことにも、そこまで熱くなれない。はじめは面白くやっていても、しばらくすると熱が冷めてしまう。

これはマズイと考えて「やる気」や「モチベーション」について勉強しても、やっぱり長続きしない。もし心当たりがあるならば、心の中にブレーキがあるのかもしれません。

私たちは生きている中で、色々なことを体験します。それは必ずしも喜ばしいこととは限りません。つらいこともあれば、あるいは苦しいことだってあります。

「スポーツや勉強で一番を目指したけれど、なれなかった」
「絵や音楽でプロをめざしたけれど、なれなかった」
「好きで好きでたまらなかった相手がいたが、結ばれなかった」

こういった経験をすると、私達は「もう二度とこんな目に会いたくない」と感じ、「どうせ上手くいかないなら最初からやらない方がいい」と考えるようになります。これが心のブレーキです。

このブレーキは日常のあらゆる瞬間で浮かび上がってきます。恋愛、仕事、趣味。「どうせ上手くいかないんじゃないか」という考えが頭をよぎると、もうそれ以上続けられません。

夢や目標はクルマでいえばアクセルです。自転車でいえばペダルです。しかし、クルマにも自転車にもブレーキがついています。そして、どちらもブレーキをかけたままでは前には進めません。

クルマや自転車なら当たり前なのですが、夢や目標は心というカタチのない世界です。だから、自分のどの考えがアクセルでブレーキなのか、すぐにわからなくなってしまいます。

では、どうすればこのブレーキに気づけるようになるのか? そのために必要なのが「対話」です。すでに心のブレーキをゆるめた経験のある人を相手に、自分について話す。すると、自分が何に悲しみ、何に絶望したのかがわかるようになります。

そして、ただわかるだけで、かたくなだった心が解けていきます。自分が「どうして、どうしたら」と悩んでいたことが問題でなくなり、自分の心の思うままに動けるようになります。

その時に「やろう」と考えたものが、あなたが本当に追いかけるべき「夢や目標」です。

そもそも夢や目標は、自分が情熱を傾けるから夢や目標になります。野球はもともとはただの「玉打ち」に過ぎません。サッカーもそうです。もともとはただの「球蹴り」に過ぎません。

しかし、その「ただの○○にすぎない」ものに情熱を傾けるからこそ、野球のイチロー選手、あるいはサッカーのロナウド選手のようなスターが生まれます。人間の情熱が物事を輝かせているのです。

だからこそ、夢や目標は無理やり見つけるものではありません。誰かの成功を真似して「これが自分の道だ」と思い込もうとしても、「なにか違う」という違和感がぬぐえずに長続きしないでしょう。

花が好きなら花を育てる。
料理が好きなら料理を作る。
絵が好きなら絵を描く。

ただ、それだけでいいのに、それができないから私たちは悩みます。そして、その原因になっているのが「心のブレーキ」です。

『自分は今まで自由に生きてきたと思っていました。でも、全然そうじゃなかったんですね』

私のクライアントさんが自分のブレーキに気づいた時、そうおっしゃっていました。

私たちは思い通りに動ける行動力が自由だと思っています。しかし、本当の自由は行動よりも前に、「何を考えられるか」で決まります。なぜなら現実は心の世界の反映だからです。

心が自由なれば、現実でも自由になれます。心のブレーキに気づくことほど大切なことはありません。

 

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