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人間関係のトラブルはなぜ繰り返されるのか?

投稿日:2018年9月2日 更新日:

自分に原因があると考える

私たちはつい問題を客観視しようとします。誰も「自分のせいだ」とは思いたくありません。とはいえ相手のせいにするのも気が引ける時に、自分でも相手でもない現象やそれを生み出す構造に原因を求めようとするわけです。

こうしたアプローチが必ずしも間違っているわけではありません、国の政策や社会のあり方を決めようとする場合などは、それで良いかもしれません。しかし個人に関しては、そのアプローチでは本質を見失います。なぜなら人生で起きることのほとんどは自分に原因があるからです。

ある人がAさんとも揉め、Bさんとも揉め、Cさんとも揉めたとします。三人と揉めた経緯はそれぞれ異なります。その時にトラブルの原因と考えられるのは何でしょう。それは他ならぬ、その人自身です。これは傍目から見れば一目瞭然ですが、いざ自分が当事者なるとなかなか気づけません。そして気づかない限り、相手を変えて同じパターンのトラブルが繰り返されます。これを星を辿るでは、「因業保持(カルマキープ)」と呼んでいます。

仏教には「業(ごう)」という思想があります。善因善果、悪因悪果、自分の行いは何らかの形でいずれ自分に返ってくる、という考えです。このメカニズムの根底にあるのは心です。たとえば心の深い部分で「人間に対する不信」があれば、誰とつきあっても徐々に関係が悪くなり、疎遠になってしまいます。

問題を「解決」ではなく「解消させる」


誰でも自分の非を認めたくはありません。だから無意識にその可能性を排除してしまうのです。何でもかんでも「自分が悪かった」と卑屈になることはありませんが、物事や人間関係について、「あれ、ひょっとして自分に原因があるんじゃないか」と振り返る癖をつけると、繰り返される失敗やトラブルの本当の原因、つまり自分にあるネガティブな信念に気づけるようなります。

すると直接的に何もしなくても、問題が無くなってしまいます。あれほど言い争いが絶えなかったのに、なぜか揉めなくなった。あれほど上手くいかなかった商売が、なぜかスムーズに回るようになった。問題にはいわゆる「解決」ではなく、消えてなくなってしまう間接的な「解消」というやり方もあるのです。

因業には様々なスケールがあります。私は自己啓発を仕事にしていますが、それは以前に塾講師と家庭教師をしていた時に、「人に何かを教えるのは何て無意味なんだろう」と絶望したからです。絶望したら普通はやめてしまうと思うかもしれません。実際に私は塾講師と家庭教師は辞めました。

しかし、それから半年程経って、友人と話していた時にたまたま、「自分は教えることに絶望したのだな」と認識することができました。するとその時、「もう一度教えてみよう」と想いが湧き上がり、それからこうして受験勉強よりも自分が本質的だと考える自己啓発について教えるようになりました。

人間はどうでもいいことで絶望したりしません。30分前にカップラーメンにお湯を注いだのを思い出しても、そこまで絶望しないでしょう。自分にとって大切だからこそ、そこまで打ちひしがれるのです。私は勉強を教えていた時の因業を持ち越して、今の仕事をしています。

私はもともと母親の影響を受けて、話好きなので、これはきっと一生続くと腹をくくっています。この「因業保持(カルマキープ)」はネガティブではありません。なぜなら、私自身がそれを受け入れているからです。

人生をコントロールする自己啓発

大切なのは自分がどんな人生を望んでいるかです。自分の望みを阻むような因業は認識して改め、促すような因業は同じように認識して促す。実際に自己啓発が進むとわかりますが、自分の想念や信念を認識した時は、明確な体感が伴うようになります。「あれ、ひょっとして自分に原因があるのか?」「ああ、あの時、自分は本当絶望したんだな」と認識できると、明らかに心が解れていくのが実感できます。実際の人間関係など、いわゆる「現実」が変わるのはそれからです。

私たちは頭で必死に「ああでもない、こうでもない」「ああすべき、こうすべき」と考えますが、そのほとんどは仮に実行しても徒労で終わります。それは頭で作り出される思考、星を辿るでいう「ヘッドイメージ」の良し悪しではなく、胸で作り出される思念「ブレストイメージ」の方が重要だからです。自分が「こう」と決めている信念と、そこから生まれる他者に対する「想念」こそが原因であるという認識がなくては、私たちはその影響に無防備にさらされてしまいます。その過程を明らかにして、コントロールできるようにするのが自己啓発です。

目標達成や問題解決、合理性や効率性を重視しているはずなのに、なぜかちっとも上手くいかないと悩んでいるのなら、自分の外側ばかりではなく内側に目を向けて見ましょう。世界と人間には、まだあなたが知らないメカニズムがたくさん存在します。

-コミュニケーション, 自己啓発

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