自己啓発とはわがままになること

個性と感性

あれをしなさい。これをしなさい。あれをしてはいけない。これをしてはいけない。たくさんの命令の中で、私たちは自分らしさを失っていきます。

子供の頃は自由です。それが学校に通うようになってルールを覚え始めます。ある程度のルールは必要かもしれませんが、いつのまにかそれが全てになってしまいます。

人生とはこういうもの。社会とはこういうもの。仕事とはこういうもの。恋愛とはこういうもの。それを実現するために「正しい方法」や「効率的な方法」を考えますが、これが不思議なくらい上手くいきません。なぜならどんなに正しくても効率的でも、「気分が乗らない」という単純な理由で台無しになるからです。

私たちは「好き嫌い」を変えられません。どうしてその人を好きになったのか、どうしてその食べものが苦手なのか。理由を考えてもわかりませんし、わかったところで変えられません。変えられないからこその自分らしさであり、変えられたらそれは自分らしさではありません。

だからこそ難しい話の前に、まず「好き嫌いで選ぶこと」が大切になります。変えられない部分を変えようとせずに、変えられる部分は変えて上手くやる。「合理的」や「効率的」といった理屈で、変えられない部分を変えようとするとから色々とおかしくなってきます。

しかし、私たちは見聞きする情報に振り回されて、「正しいから」「上手くいきそうだから」という理由だけで選ぼうとします。だから何をやっても上手くいかないし、途中で投げ出してしまいます。

個人に対して世界はあまりにも広大です。食べ物にしろ洋服にしろ住まいにしろ、趣味にしろ仕事にしろ、ありとあらゆる選択肢がこの世には用意されています。

しかし、自分の感性に合うものはごくわずかしかありません。誰かにとっては最高でも、自分にはそうでない物事は沢山あります。私たちはそれを「人気だから」「高級だから」という評判に流され、それを選んでしまいがちです。

自分にとって間違った出発点からスタートしていたら、どんな良い方法でやったとしても上手くいきません。砂浜にビルを建てるようなもので、足元が安定せずに倒れてしまいます。感性、好き嫌い、自分らしさは最初の一歩にして、成否を分ける決め手になります。

なんでもかんでも、いつでもどこでも自分の意を押し通そうとすれば嫌われてしまいます。しかし趣味や仕事や恋愛で「そもそも何を選ぶか」はその人の自由です。それは誰にも許されているわがままであり、そこが満たされていれば、むしろ上手く周囲と折り合いをつけられるようになります。

 

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