自己啓発のコツ。本当の自分は「感性」にある

個性と感性

自分が開いている状態、その開いた自分を他に向けて発信できている状態。それが自己啓発です。

しかし、「自分」というのは非常に大雑把な括りです。20年生きれば20年、30年生きれば30年、40年生きれば40年、生きれば生きるほど、自分の中に「色々な自分」が生まれていきます。

子供として自分、学生としての自分、友人として自分、恋人として自分、労働者としての自分、伴侶として自分、親としての自分。これらは役割から考えた場合ですが、他にも「栄光をつかんだ自分」や「悲しみに打ちひしがれた自分」などが考えられます。

この「色々な自分」は決していなくなりません。あなたが思い出さずとも、現在の決定に大きく影響を及ぼしています。たとえば私は外食の際に、コーヒーではなく紅茶をよく頼みます。それはコーヒーよりも紅茶の方が好きだった母の影響です。そこには「子供としての自分」が今も息づいています。

ある人がある状況で、なぜ、その行動を取るのか。これまでに作られた色々な自分が、入れ替わり立ち替わり手綱を握って、自分全体を動かしているのです。

だからこそ私たちは、その時その時の状況によって、あれこれと迷います。「自分が本当にしたいことはなんだろう?」とふと漏れる呟きは、「そもそも本当の自分とはなんだろう?」という根源的な問いかけに繋がっています。

そして、この「本当の自分」にあたるのが「感性」です。何を好むのか、何を望むのか、何に居心地の良さを感じるのか。それは否応のないものであり、あらかじめ決まっており、しかも動かせません。

食べ物の好みについて考えてみてください。好き嫌いとは言わないまでも、「私はこれが好き、これはあんまり好きじゃない」という好みが誰にでもあると思います。それについて「なんで好きなの?」と問われても、答えようがありません。

それでも無理やり答えようとすれば、「甘くて美味しいから」といった理由を言えるかもしれません。しかし「じゃあ、甘ければなんでもいいの?」と言われたら、決してそんなことはないはずです。このように理由というのは、突き詰めて考えれば考えるほど、後付けというか、取ってつけたようなものになります。

そして結局、「私はそれが好きだから」という好みの問題、感性の問題になっていくのです。例に出した「食べ物の好み」であれば笑い話で済むかもしれません。しかし、感性は人間の深い深い領域まで根付いており、職業、住居、恋愛、結婚など大きなテーマに関わり、幸福感に影響してきます。

私たちは一人で生きているわけではありません。自分とつながる人間関係の中で、融通しあうこと、譲り合うことが求められます。しかし、それはあくまでも自分の感性が「OK」を出している範囲での融通、譲歩です。

人間には譲れないものがあります。決して動かせないものがあります。どんなに理屈を並べてもごまかせない感性の声を、無視して我慢をしていたら、いずれ心身を壊してしまう日がやってくるでしょう。あなたがそんな犠牲になる必要はないのです。

わがまま放題で他人を犠牲にするか、気持ちを押し殺して自分を犠牲にするか。私たちは両極端に走りがちです。しかし、そのどちらにも幸せはありません。自分の感性を把握して、自分のペースで協力し合えば、互いに気持ち良く暮らしていくことができます。

あなたにとって好きなものは何でしょう。あなたにとって自分とは何でしょう。どんな時、あなたは「これが本当の自分だ」と誇れるでしょうか。簡単な質問に思えるかもしれません。でも、色々な自分がいる中で、実はこれほど奥深い質問はないのです。

人間関係は鏡です。自分と他人は一枚のコインの裏表です。自分が定まれば、他人も定まり、人間関係が適切になってきます。誰かの要求に対して「ノー」と断り続けるわけでもなく、「イエス」と従い続けるわけでもない。自分を軸にして、臨機応変につきあえるようになってきます。まずは自分を、自分の感性を追求してみてください。

 

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