自分とアイディアの見つけ方。人間は刺激で開く。

対話

幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2018に行ってきました。しかも一般参加ではなく出演者参加。たびたび出させもらっているニコニコ公式チャンネル「MBチャンネル」のブースにお呼ばれしたというのが事の経緯です。

内容はいつものようにMBと佐々木のトーク。彼の専門である洋服の話はもちろんのこと、彼が主宰するオンラインサロン「MBラボ」に絡んで、今という時代だからこそ求められている「クローズドなコミュニティ」について話しました。

今、私たちが求めているのは「言える場所」です。ネットが普及していくらでも情報を集められるようになりましたが、その一方で「自分はこう思った、こう感じた」という発言できる場所は限られています。「誰かのレビューを読むよりも、自分の感想を伝えたいんだと思う」とあるゲームコミュニティを運営する友人が話していました。

ブログやSNSやユーチューブなど誰の目にも留まるオープンな、しかも匿名の媒体はほとんど誹謗中傷に終始しています。実名で、しかも特定のメンバーでやりとりされるクローズドなコミニュティだからこそ生まれる情熱や活動があります。最近は私もMBラボに出入りさせてもらっているので、ラボの実例を交えて話しました。

普段は自分のサロン向けに一人で生放送をしているのですが、やはり二人で話すと違います。人間には一人では決して開かない部分があります。他者や他所からの刺激されないと発火しないニューロンか何かがあって、しかもそこがアイディアの源泉になることが珍しくありません。

一人で深く思考するからこそ生まれるアイディアもありますが、その二つは質的に大きく異なります。自分の道を追求するには一人で自分と向き合うことが求められますし、ビジネスなど誰かに何かを提供する場合は会話で生まれた内容の方がきっかけになります。

ニコニコ超会議というイベント会場もポジティブに働きました。正直なところ、放送内でイベントに関する話はほとんどしていません。隣のブースに大槻ひびきさんというAV女優、さらにその隣に宮台真司さんという社会学者、そんなカオスなレイアウトに言及したくらいです。だからといってイベント会場の影響がなかったわけではありません。

会話は生き物です。話す人間の性格や能力や生き様、話す目的と環境、その話に耳を傾ける聴衆、そのすべてが合わさって生まれます。会場の空気に乗せられて話していた部分が、私にもMBにも確かにありました。

しかし、私たちはこういった要素をほとんどの場合、無視します。惰性のままに、いつもの人間と、いつもの場所で、いつもの内容を繰り返します。それでは新しいものは生まれません。もし人生に退屈しているならば、その三つのうちどれかを変えましょう。人と場所と物事は密接に関わっていて、どれか一つを変えれば他の二つも自然に変わります。たとえ同じ人間でも、場所や内容が変われば、違う側面が見えてきます。

私とMBは去年、一人2万円、20人以下という少数向けにトークセッションを開いたことがあります。その時はニコニコ生放送とはまた違った展開になりました。MBとはもう二十年以上の付き合いですが、それでも聞いたことのない話がありました。会話には高みや深み、広がりや輝きの感覚があります。しかも、それは毎回違っていて、同じものは一つとしてありません。

今回は「会話の楽しさ」を満喫させてもらいました。それはすなわち「話すのが楽しい」という自分の再発見でもあり、まぎれもない自己啓発です。「自分」という言葉には一人で家に閉じこもるイメージがあるかもしれません。情報と環境を遮断して、残ったものが自分という考え方です。

しかし、それでは見えてこない自分があります。情報や環境が邪魔になるのは、暇つぶしの場合だけです。それが感性を満たすものならば、他者や異質の刺激を受けて、浮かび上がる自分と本質があります。

その新鮮な視点を通すことで、何気ない風景がアイディアに変わります。アイディアはパズルのように機械的に組み合わせるだけでは生まれません。感動や関心、つまり自分の心が動いている必要があります。それは客観ではなく主観であり、自分とアイディアは同じものの両端です。発見は「見るもの」と「見られるもの」で成り立っているのです。

 

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