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感謝が人生を変える仕組み。どうすれば感謝できるのか?

投稿日:2018年3月28日 更新日:

感謝は人間関係の潤滑剤です。誰かに助けてもらったら、「ありがとう」という言葉が自然と口に出ます。逆に自分が誰かを助けた時に、「ありがとう」と言われれば、それだけで気分が良くなります。

人生は人間関係を通じて変化します。仕事や恋愛は特にそうです。だからこそ、人間関係の潤滑剤である「感謝」は成功法として重視されています。成功者は私たちが受け流してしまう些細な出来事にも感動し、そしてそれをもたらしてくれた人に感謝します。

しかし、時には感謝することも、感謝されることもない日が続きます。そういう日はどうすればいいのでしょうか? オススメの方法が「物の成り立ち」を見ることです。

すべての物には生まれるまでの経緯があります。そして、その経緯が一つでも失われれば、それは存在していません。そこに着目すると、感謝の念が湧きやすくなります。

私には父と母がいます。父にもやはり父母がいて、母にもまた父母がいます。そして、そのそれぞれの父母にもまた同じように父母がいます。このうちの一人でいなかったら私はこの世に存在していません。

これはいわゆる「縁起」の思想です。この世にあるすべての物は、他との関係によって成り立っており、独立して存在するものは何ひとつありません。月並みですが、人間は一人では生きられません。だからこそ、生かされていることに対して、私達は感謝を抱くのです。

では、これを日常生活に応用するとどうなるのでしょうか? 例えば、レストランで食事をしたとします。

料理には技術が必要です。料理人はそのために長年修行しています。また食材も必要です。それは農家や畜産家によって育てられました。さらに料理が自分の前にあるのは、給仕さんが運んでくれたからです。皿に羽が生えて、勝手に飛んできたわけではありません。またあなたが店を出た後に、その皿を片付けてくれます。

目の前に出てきた料理一つを取っても、そこから膨大な関係が見えてきます。日本にはこうした関係性に着目する素晴らしい文化があります。だからこそ「お陰で」「お陰様で」と、関係性に対して敬称を用いるのです。

「いやいや食事を提供するのがレストランなんだから当然でしょ」と考えるのも間違いではありません。しかし、当然という言葉は感謝の対極に位置しています。「やって当然」「してもらって当たり前」と考えるほど、感謝できるポイントが少なくなってきます。

物事に感謝するか、それとも当然と思うか。これはどちらが正しい、どちらが正解といった話ではありません。「自分がどんな世界観を選択するか」という生き方の問題です。

私たちは「感謝できるポイント」が見えにくい社会に生きています。やることなすこと全てを「お金のためにやってる」と考えることもできます。

・学校の先生が子供に教えるのはお金のため
・医者は患者を診るのはお金のため
・自動車メーカーが車を作るのもお金のため

その評価は間違いではありません。でも、そう考えるメリットは何でしょう。他の捉え方はないのでしょうか。

仕事はお客さんに未来をもたらす。私はそう思っています。お客さんが商品を購入するのは、その商品が幸せな未来をもたらすからです。

カーディーラーが家族にミニバンを売るのは、荷物がたくさん乗って、居心地がよいクルマで旅行を楽しんで欲しいからです。子供の送り迎えや、毎日の買い物が目的なら、小回りがきいて便利な軽自動車を売ります。

それぞれの未来が開けるから商品を売るのです。もちろん「お金儲け」や「営業成績のため」と考えても間違いではありません。ただ、どちらの解釈を選択するか、というだけです。

NHKのドキュメンタリーに「プロフェッショナル仕事の流儀」があります。その道の第一線の人物に密着、それぞれの仕事にかける情熱が垣間見える人気番組です。人気の理由は商品やサービスの成り立ちを見ることで、感謝や畏敬の念を湧いてくるからではないでしょうか。

本当はみんな、もっと感謝して生きていきたいのです。今、あなたの目の前には何がありますか? この記事を読んでいるのはパソコン、それともスマホでしょうか。テレビをBGM代わりにして、カップに注いだコーヒーとチョコレートがお供かもしれません。

その一つ一つに成り立ちがあり、そこに多くの人が関わっています。彼らが一人でも欠ければ、あなたの今は存在しません。それをかけがえがないと感じるならば、あなたも誰かにとってかけがえのない存在に近づけるでしょう。

-コミュニケーション, 自己啓発

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