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時間管理のコツは人間関係。「誰と一緒に過ごすか?」がカギ。

投稿日:2018年7月2日 更新日:

時間は人間にとって最も貴重な資産です。お金も大切ですが、お金は増やすことができます。たとえ今の年収300万円だったとしても一念発起して本業や副業に励み成功すれば、2倍の600万円や3倍の900万円、あるいはそれ以上も不可能ではありません。

しかし、寿命を2倍や3倍にはできません。最近は「2035年に科学がシンギュラリティ(技術的特異点)に突破し、人類が不老不死を獲得する超文明社会が到来する」といった予測もありますが、今のところは夢物語です。お金も人脈も増やせますが、時間だけは増やせません。だから既に大金を手に入れた成功者は何よりも時間を大切にします。

その一方で、私たちはつい時間をないがしろにしがちです。本当は勉強や仕事の時間だったはずなのに、つい怠けてしまう。それでどれだけ後悔を繰り返したのか、身に覚えのない人はいないでしょう。実際、自己啓発でも「時間管理」は「目標設定」「人間関係」に並ぶ重要テーマの一つとされています。

しかし、時間はただ管理しようとしただけでは、なかなか上手くいきません。「この時間は読書だ、勉強だ、運動だ」と息巻いても、友人から電話がかかってきて飲みや遊びに誘われれば、その誘惑に負けてしまうのが人間です。「千丈の堤も蟻の一穴から」ということわざがあります。相手を蟻にたとえるのは失礼ですが、どんな大きな理想や計画もちょっとした誘惑で崩れ去ります。ここに一体どんなメカニズムが働いているかに注意しなければなりません。

私たちが時間管理をしようとする時、物事で管理しようとします。読書、勉強、運動はすべて物事です。一方、飲みや遊びの誘いは人間です。つまり私たちは基本的に物事よりも、人間を優先するというルールに無意識に従って生きています。人間なのだから当たり前かもしれませんが、私たちはその当たり前を見失います。

実際、誰かと会うような約束は比較的守ることができます。だから大学受験も予備校に通う方が、運動も専属のパーソナルトレーナー付きのジムに通う方が一人でやろうとするよりも捗ります。つまり時間は物事ではなく、人間で管理する必要があるのです。「その時間を誰と過ごしているのか?」を意識するようにしましょう。

私が最も後悔する時間の使い方は「テレビのワイドショー」と「ネットの2chまとめサイト」でした。そこで発信されている情報は、自分の人生とは関係のない、本来ならどうでもいい内容ばかりです。ところが、どちらも洗練された広告手法に基づいて、人間の欲求を巧みに刺激してくるので、ついつい見続けてしまいます。

しかし「その時間を誰と過ごしているのか?」と問いかければ、冷静に考えられるようになります。「ミヤネ屋」を見るのは、宮根さんと一緒に時間を過ごすということです。2chまとめサイトを見るのは、顔も名前も知らない匿名投稿者たちと一緒に時間を過ごすということです。それが本当に必要なのかどうかは、自分ですぐにわかります。私はこの問いかけでテレビもネットもほとんど見なくなりました。

仕事や勉強をしなくてはいけない時間に、友人からの誘いがあった時も同じように考えられます。仕事や勉強を頑張ろうと思うのは、より良い未来を作るためです。いつもの店でいつもの話をするいつもの友人と、自分が成功した未来で自分を囲んでいる人々と、一体どちらが大切なのか。時間管理はそのシビアな選択を迫られています。

実際、自分の道を進もうとすると、周りから「あいつは最近つきあいが悪い」と影で言われたりします。そのせいで時間管理はほとんどの場合、うまくいきません。それは意志力やモチベーションではなく、人間関係の問題です。だからこそ自己啓発では単に自分が成功しているだけでなく、そこから一歩踏み込んで、成功した自分がどんな人々に囲まれているかまで想像するように指示します。そのビジョンがあやふやでは現実の人間関係に流されてしまいます。

もちろん「もうこいつらとは一生会わない」と極端になる必要はありません。しかし今の自分と、成功している自分の生活や人づきあいがまったく同じはずがありません。時間も金銭も有限である以上、一度に維持できる人間関係も有限です。それまで頻繁に会っていた友人と、夏休みや年末年始に会う程度になるといった変化はあってしかるべきでしょう。

「自分がどうなりたいのか」という目標設定、「どんな人間に囲まれているのか」という人間関係、そして「誰と一緒に時間を過ごしているのか?」という時間管理は三位一体です。それゆえに時間管理は今日知ったから明日からテキパキ動けるようなものではありません。そんな魔法のような方法は存在しません。結局は「自分は本当は何をしたいのか?」「自分は人生を誰と過ごしたいのか?」という根本的な問いかけが求められることになります。

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