自分に自信を持てるようになる「偶然の一致」

想い, 美意識

「星をたどる」では「自分らしく生きたい」と考える方を対象にコンサル、コーチングを行っています。そのクライアントであるTさんが地元の滋賀県で「ボッチャカフェ&バー」というプロジェクトを来月から始めることになりました。彼は元々養護学校の教諭で、様々な障害ある子と接してきました。

彼らは日常生活であたり前のように「できないことをできるようにする」という生き方を求められるそうです。手が動かないなら手が動くように、足が動かないなら足が動くように。そのリハビリが何年も続いて、得られる結果は「足を一歩だけ前に出すことができた」という結果がほとんど。にもかかわらず、それが素晴らしい、それが当たり前とされている世界です。

もちろんリハビリは悪ではありません。誰がどんな生き方を目指そうがその人の自由です。しかし、そうならば「リハビリをしない」という選択があってもいいはずです。動かない手足は動かないものと考えて、自分ができることからやりたいことを見つける。にもかかわらずなぜかそうした考え方は歓迎されず、「できないことをできるようにする」のが業界全体で当たり前になっている。Tさんはそれに違和感を覚えて、「障害のことは置いておいて、やりたいことをやろう」と呼びかけています。

それ形にしたのが「ボッチャカフェ&バー」です。ボッチャはパラリンピックの種目にもなっている障害者スポーツの一つ。そのボッチャができる道具とスペースが用意されていて、昼間はカフェとしてドリンクが、夜はバーとしてアルコールも提供されます。ダーツも遊べてアルコールも楽しめる「ダーツバー」をイメージするとわかりやすいかもしれません。

私たちにとって娯楽やお酒は特別でもなんでもありません。いつでも気が向いたときに、お店に出かければよいだけです。しかし障害者にとってはそうではありません。居酒屋は狭い雑居ビルなどに入っていることが多く、車椅子で入れるトイレもありません。「バリアフリー」という言葉こそ浸透したものの、彼らの現実は「友達と集まってスポーツをしたり、お酒を楽しむ」という当たり前ですら制限されています。Tさんは彼らを特別扱いせずに、その当たり前の自由を提供しようとしています。

彼はこのイベントを成功させるために精力的に活動してきました。今はもう大人になった自分の元生徒たちに声をかけたり、飲食可能なレンタルスペースを見つけたり、たくさんの人に注目してもらえるようにプレスリリースを書いて地元のテレビ局や雑誌社に送ったり、自分が行きつけの喫茶店にお願いしてプロの食事を提供できるようにしたり。どうして彼がそこまでの情熱を持って、自信を持って行動できるのか。その理由の一つが「偶然の一致」です。

先日、彼はボッチャバーで使う食器を探しに100均の「ダイソー」に出かけたそうです。食器コーナーであれこれと吟味して「このグラスにしよう」と決めた瞬間、一緒に企画を進めている有志のAさんからLINEで連絡がありました。内容は「このグラス、ボッチャバーに合いませんか?」というもの。そこには自分が選んだグラスと全く同じ商品の画像が貼られていたそうです。

TさんとAさんは隣の市に住んでいます。つまり二人は同じ日の同じ時間に、同じチェーン店で、同じグラスを選んでいたということです。このありえないような偶然の一致を経験した時、「このイベントはうまくいく」と確信したそうです。人間の情熱や自信はこうして高まり、それが行動力に変わります。そして、その行動力が自らを成功に導きます。人間の成功には理屈だけでなく、感動が必要です。

しかし、私たちはついつい理屈ばかりに傾きがちです。客観性、合理性、因果関係といった考えに過剰なほど執着します。自分が定めた目標に対して「この試みを成功させるには」と考えて、大目標、中目標、小目標と細分化しノルマを策定します。この過程に何一つ誤りはありません。しかし、こうしたノルマは不思議なくらいモチベーションにならず、そのノルマを進めていく間に、「本当にこれで大丈夫なのか。うまくいくのか」という不安がもたげてきます。理屈では正しいはずなのに、なぜか自信を持てないのです。

目標とノルマが必要ないわけではありません。しかし、それだけで物事を進めようとすると、私たちは不安に駆られて挫折します。一方、情熱や感動にフォーカスしていると、多少計画に不備があっても、その都度修正して成功にこぎつけます。「合理的だから」「理屈として正しいから」という理由で物事を進めると、大抵破綻します。現実ではいくらでも想定外が発生するからです。その想定外に対応する粘り強さの根源になるのが情熱と感動であり、それを感じさせてくれる「偶然の一致」です。

この偶然の一致は「棚からぼた餅」ではありません。どうして寸分違わず同じ時間、同じチェーン店で、同じ食器を検討していたのか。その始まり、きっかけは何なのか。それは二人が「イベントを成功させたい」と考え、実際に行動していたからです。私もこれまで仲間といくつも企画を考え実行してきましたが、その時は「いま全く同じことを考えていた」「いま全く同じことをやろうとしていた」という連絡が頻発します。それが成功への確信を高め、そして実際に成功するのです。

ボッチャカフェ&バーが開かれるまで、まだ一ヶ月近くあります。Tさんがお店に行ったのは日曜日でしたが、Aさんが土曜日に行く可能性だってありました。さらに言えば午前と午後、あるいは10時台と11時台など、一時間でもずれていたら一致とはなりません。しかし、なぜかその針に穴を通すような小さな確率が起きてしまいます。運命を呼び寄せるのは「意志」と「行動」です。

私たちは「自分に自信を持ちたい」と考えた時、その根拠を実績に求めがちです。何かで一番になれば優勝すれば、誰かに選んでもらえれば、結果を残せば、売り上げが上がれば、自分に自信を持つことができる。しかし、その実績を挙げるために、物事をやりぬくために、自信が必要なのです。私たちはこの事実にもっと目を向けなくてはなりません。

そして、その自信の根拠となるのが、情熱と感動であり、それを実感させくれる「偶然の一致」です。自己啓発はこうした心の領域を扱っています。にもかかわらず目標設定や優先順位、時間管理といった物事の仕組みばかりに囚われると、自分という一番大切なものを見失います。自己啓発に対して理屈でアプローチするのは悪手です。自分がやりたいから。自分が熱中できるから。この馬鹿みたいにシンプルな解答に辿り着くためにあるのが自己啓発です。

あなたのやりたいことは何でしょう。そのためにどんな行動をして、どんな経験を重ねているでしょうか。そこに思わず情熱を駆り立てられてしまうような、仲間や有志との「奇妙な偶然の一致」はあるでしょうか。もしないのだとしたら、まだ物事を理屈だけで考えているのかもしれません。理屈が不要なのではなく、人間には感動が必要です。ぜひ一度、自分のこれまでを振り返ってみてください。

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