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なぜイライラして喧嘩になるのか。気力低下を防ぐのが自己啓発のポイント。

投稿日:2018年3月29日 更新日:

「こいつ、レベル低いなぁ」

誰かと話していて、そう感じることはありませんか。もしあるとすれば、それは要注意のサインです。その時、あなたの気力は間違いなく下がっています。

人間関係は鏡のようなものです。相手の振る舞いは自分の振る舞いです。あなたが誰かに行った仕打ちを、そのまま別の誰かにやり返されることも珍しくありません。例えばそれは「部下に行った仕打ちを、そのまま上司にされる」といった形でおきます。

「そんなことはない。あいつは間違いなく馬鹿で、私はあいつよりは利口だ」と思いたいかもしれません。もしかしたら本当にそうなのかもしれません。あなたは常日頃から努力していて、相手はあまり努力していないかもしれません。

しかし、ある会話において「レベルが低い」と感じる場合、自分と相手のレベル差はさほど問題ではないのです。では、何が問題なのか? それが「気力」です。人間には誰でも気力が高い時と低い時があります。気力が高い時は何をやってもうまくいきますし、逆に気力が低い時は何をやってもうまくいきません。

気力が充実していると、人はその余剰分を相手に与えようとします。雰囲気に余裕が出て、居心地の良い空間を作り出します。すると相手も安心して、建設的な会話になります。こうして与え合う関係が始まります。

気力が低下していると、人はその不足分を相手から奪おうとします。ピリピリしていたり、カリカリしていたりすると、意味もなく相手を挑発したくなります。すると相手もそれにつられて、「なんだこのやろう」と喧嘩になります。こうして奪い合う関係が始まります。

「類は友を呼ぶ」は単なる諺ではありません。それはもはや一つのルールです。私たちは常にこのルールに従って、自分を取り巻く環境を作り出しています。

自分の中には、色々な自分がいます。「周りと協調して素晴らしい世界を創造していこう」という文明的な自分もいれば、「他のヤツのことなんて知ったことじゃない。自分さえ良ければいい」という野蛮な自分もいます。その色々な自分を把握して、望む自分を大きくしていくのが自己啓発です。

いつもと同じように話していたつもりなのに、なぜか喧嘩になってしまう時があります。逆に単なる世間話からアイディアが生まれ、それがきっかけでビジネスになることもあります。そこでは気づかないうちに気力が上下し、野蛮な自分と文明的な自分が交代しているのです。

では、どうすれば気力を保っていられるのか。残念ながら、魔法のようなインスタントな解決法はありません。なぜなら、気力は「動物的欲求」という形で細かく抜けていくからです。ですから、生活の中で注意して防ぐしかありません。

動物的欲求は食欲、性欲、群欲の主に3つです。たとえば食欲と性欲なら、コンビニに行けば新作スイーツや、水着姿のアイドルが表紙に載った雑誌が並んでいます。「目を奪われる」のと「気を奪われる」のは同じ意味です。その瞬間に、気力が漏れ出しています。

群欲は集まりたいという欲求です。喫茶店でのトーク、連日連夜の飲み会、ネット掲示板やSNS。気のあった仲間や友人、同僚と語らうのは悪いことではありませんが、それも度を過ぎれば毒になります。

ちなみに現代では知識欲も問題になります。知識欲というと聞こえが良いですが、そこにはニュースや陰口や噂話も含まれています。テレビ、スマホ、井戸端会議。私たちはそこでためにならないネガティブな話題に終始し、貴重な時間と気力を失っています。

私たちは欲求を煽る莫大な情報に曝されています。そして、それは基本的に気持ちのいいことです。しかし気持ちがいいのと、ためになるかは話が別です。これを認識していないと、欲求を満たしているうちにどんどん気力が損なわれていきます。意識には階層性があり動物的欲求にこだわると、本当にやりたいことができません。

試しに今日一日を振り返ってみてください。上に挙げた欲求について「やりすぎた」と感じることがあると思います。そうした一つ一つ整理していけば気力を取り戻し、じきに生産的な会話ができるようになるでしょう。

会話に必要なのはレベルではありません。もしレベルが必要ならば、すべての教育が成り立たなくなってしまいます。レベルに1と10の差があっても、お互いの気力が高ければ通じあうものがあります。そこに学びが生まれるのです。

必要なのはお互いを尊重し、会話を建設的にしようとする意思です。そして、その意思の源となる気力は会話が始まる以前、普段の暮らしぶりによって決まります。

-コミュニケーション, 自己啓発

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