自分で決めた目標やノルマを守れない。誓いを立てる意味

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自己啓発やビジネスにおいて「目標設定」や「ノルマ策定」は欠かせません。私たちは日頃、様々な機会や情報に曝されています。そのほとんどは自分にとって無関係なノイズです。目標やノルマがないと、そうしたノイズに誘惑されてしまいます。

とはいえ目標やノルマを決めれば必ず守れるかといったら、そんなことはありません。そもそも目標やノルマの作り方が甘い場合もありますし(過去記事「達成できる目標設定のコツ」参照)、きちんとした目標やノルマを定めても、やはり守れない場合だって、いくらでもあります。

その度に、私たちの自己評価は低下します。人から貶されるのも落ち込みますが、自己評価はそれ以上です。中途半端に自己啓発に目覚めて「自分で決めた約束も守れないなんて」を繰り返すと、「能力がない」「才能がない」「どうせ自分は何をやって駄目だ」となりかねません。

目標やノルマに必要なのは具体性だけではありません。そこには誓いのニュアンスが込められている必要があります。そして、その誓いは自分の感性や生い立ちが関係しています。プログラムに一度も触ったことがないのに、いきなり「ネットベンチャーで一部上場」とか「スマホアプリで大儲け」と掲げても、そこに誓いは生まれません。

逆に音楽でも写真でも園芸でも、今の仕事でも、あるいは母親といった役割でも、そこに自分の感性がきちんと繋がっていれば、「こうしよう」という思いに実感がこもります。その実感が私たちを実現や達成へと駆り立てるのです。口先だけの言葉は空虚です。

誓いとは「守れなければ守れないほど、ますますそれを守りたくなる、守ろうとする意志」です。私たちは誓いを立てたからといって、すぐにそれを守れるようになるほど完璧ではありません。自分で立てた誓いを破っては、「自分なんて不甲斐ないんだろう。でも次こそは」と奮い立って、また挑戦する。その繰り返しです。

そうならず諦めてしまうのは、目標でもノルマでもありません。ただのお題目です。自分と向き合い「私の道はこれだ」と確信するまで、目標もノルマも役に立たず、諦めが繰り返されるでしょう。しかし「もともとそういうものだ」という認識があれば、「自分は何をやろうとしてもダメだ」と落ち込まずに実現できる目標やノルマを作れるようになるまで、自分の成長を待てるようになります。どんなことでもできるようになるには時間がかかります。

「星をたどる」のサロンメンバーにクリスチャンの方がいます。誓いを立てるのは結婚式では定番ですが、聖書では神に誓いを立ててはいけない、とあるそうです。天に向かっても地に向かっても祈ってはいけない、天地は神のものだから。エルサレムに向かって誓ってもいけない、偉大な王の都だから。自分の頭に向かって誓ってもいけない、人間は髪の毛一本すら白くも黒くもできないから。

この方は「神様も意外とまともだなって」と笑っていました。それは誰かとの、ましてや神との約束ではなく、自分との約束です。宗教は違いますが、日本の神道も「宣り直す(のりなおす)」という考えがあります。人間は過ちを犯すけれども、その過ちを認め、受け入れることで、立て直していける所に救いがあります。

自己啓発における目標設定やノルマも一緒です。それは「また駄目だった」「またできなかった」と私たちの挫折や敗北感を膨らませるためにあるのではありません。「それでもなお諦めを乗り越えるなら」と自分自身に対するエールなのです。

あなたは今何を望んでいるのでしょうか。そのために何をしようと考えているでしょうか。そして、それが本当に達成できると感じられているでしょうか。もし「駄目かもしれない」と考えていても大丈夫です。誓いは守れずに、だからこそより一層励むようになるためにあります。

成功と失敗は丁半博打ではありません。その比率は一対千、いや一対万でしょう。成功は何千何万の失敗を重ねの先にあります。ぜひ誓いによって、その失敗を乗り越えて下さい。人生の目的、現在の目標、今日のノルマがそれぞれ一つに定まった時に、「今度こそいけるかも」という確かな実感を持てるようになるでしょうか。そこまで辿り着いて自己啓発は初めて価値を持ち始めます。

 

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