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愚痴を言うのをやめられた大学生の心理

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ある大学生は思ったことを言えないタイプで、愚痴がたまるとその愚痴を友人にこぼしていました。「生産的ではない、ダメだな」と思いつつ、やめることができずにいました。

「よくない」と思いつつ、その行動をやめられないことはよくあります。そもそも「良い、悪い」「正しい、間違っている」といった物事に対する判断は、どう判断したところで、行動には影響しません。

行動に影響するのは、物事ではなく人物です。彼女の母親は昔からよく愚痴を言う人物でした。つまり、彼は母親の影響を受けて、愚痴をこぼすようになっていたということです。

自分の判断を上回る親の影響

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子供に対して、親はとても強く影響します。自分で判断できるようになる前から、親の言動にさらされ続けているため、その言動の根底にある親の思考や習慣が当然になってしまいます。こうした影響は、子供が大人になった際の「自分はどうしたいのか?」という判断を上回ることすらあります。

「自分は親のように離婚はしない」と言っていた子供が大人になって離婚したり、「自分は親のように虐待はしない」と言っていた子供が大人になって虐待をするのは、その典型です。こうした心理が生み出す嘆きや悲しみの深さは、言葉では言い表せないものがあります。

彼の場合は、離婚や虐待ほどの心痛ではないかもしれませんが、「自分の判断を上回る影響」という点では同じです。愚痴というのは聞いていて、あまり気持ちのいいものではありません。しかし、「あまり気持ちのいいものではない」と感じつつも、自分も同じようになりかねないのが、子供に対する親の影響なのです。

変化は納得から始まる

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彼は母親と電話をしていた時に、母親が兄の愚痴をこぼしたのを聞いて、「そういえば昔からよく愚痴を言う人だった」と思い出し、自分の言動に影響していたことに気づきました。そして、この影響に気づいて、愚痴を言うことに対して「たまにはいいんだ」と思うように変化したといいます。

これは「愚痴を言うのはよくない」と自分に言い聞かせているだけでは、得られない結果です。心は「自分なりの納得」があるからこそ変化し、それが行動につながります。そして、その納得は「誰の影響を受けたか?」を特定することで得られます。

誰かの影響を特定することは、誰かのせいにすることとは異なります。むしろ、無意識に影響を受けている状態から抜け出して、自分で判断できるようになるためにあります。

もし「よくないと思ってもやめられない行動」に心当たりがあるのなら、マインドレコーディングを実践して、「誰の影響なのか?」を特定してみてください。自分の行動を感覚的にコントロールできるようになるでしょう。

追記:当記事を投稿したあと、この体験談を寄せてくれた大学生から次のような返事がありました。

「実際にここ半年ほどは愚痴はほとんどなくなってきたと思います。逆に、聞く側に回っている感じになってるかもしれません笑。納得から変化が生まれることを実感しました」

マインドレコーディングは自分の行動をコントロールするのに打ってつけの方法です。ぜひ試してみてください。

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佐々木誠

佐々木誠

作家。コンサルタント。「人物の影響」を特定して人生を変える「マインドレコーディング」を提唱。個人相談サービス『星を辿る』を運営し、心臓外科医、税理士、スポーツ振興の社団法人理事、小学校の教師など様々な業種にクライアントを持つ。日刊SPA!にて「魂が燃えるメモ」を連載。『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)発売中。

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